いきなりですが、
「感じたい気持ちを感じる動きを選ぶ」
こうなっています。
背筋を伸ばして
顔を上に向ければ、
ポジティブな気持ちを感じることができます。
猫背のように背筋を曲げて
顔を下に向ければ、
ネガティブな気持ちを感じます。
自分の体の動きが
自分の感じる気持ちを決めます。
ですから、
自分が感じたい気持ちを感じるように
自分の体の動き方を決めます。
体の動きと、
感じる気持ちは、
一つの組になっていて、
どちらか一方を選べば、
組になっているもう一方も選んでいます。
双方向なのです。
3-= や、
8-4= の計算問題に、
「これでいいのかなぁ?」と、
自信なさそうに答えを出しています。
この子に、
答えの出し方を教えますが、
同時に、
「感じたい気持ちを感じる動きを選ぶ」ことに
気付くことも狙います。
「感じたい気持ち」は
3-= や、
8-4= の計算問題は得意や
自信がある・・・のような気持ちでしょう。
今現在の「自信がない」の
真逆な気持ちです。
真逆な気持ちを感じたいのですから、
真逆な体の動きが必要です。
「自信がない」今の動きは、
モタモタや、
ギクシャクです。
この真逆の動きは、
スラスラや、
テキパキです。
でも、今現在、
モタモタや、
ギクシャクと答えを出している子に、
真逆の動き、
スラスラや、
テキパキと答えを出すことは
自力でしようとしても
かなり難しいでしょう。
ですから、
真逆の動きをこちらが代行して、
次のような実況中継型リードを見せて、
子どもに、
真逆の動きを体感させます。
3-= の 3 を示して、
2+1 に分けて、
1 を、 に書き換えて、
3-=2-= として、
分子の 5-2=3 として、
答えを、2 と出します。
8-4= の 8 と 4 を示して、
8-4=4 と引いて、
を付けて、
答えを、4 と出します。
(基本 -1519)、(分数 -600)
関連:2023年12月24日の私のブログ記事
「モタモタや、
ギクシャクのような気持ちを感じるために、
答えを出すことができないような
混乱をしています。混乱している最中の子に、
スラスラや、テキパキを感じることができる
速いスピードで答えを出すことを体験させます。
すると、動きが気持ちを生み出すことと、
動きは選択可能であることを、
何となく感じ始めます」。