約分の約数を浮かべる感覚があります。わり算の計算スピードを高めることで育てます。

 {\Large\frac{6}{36}} を見たら、6が浮かびます。

 

分母と分子を、

それぞれ6で割ることができます。

 

計算します。

36÷6=6、6÷6=1 です。

 

約分は、 {\Large\frac{6}{36}} {\Large\frac{1}{6}} です。

 

 {\Large\frac{4}{38}} を見たら、2が、

 {\Large\frac{12}{40}} を見たら、4が、

 {\Large\frac{51}{69}} を見たら、3が浮かびます。

 

分母と分子を割ることのできる数です。

約分できます。

 

このように、

約分の問題を見たら、

割る数が浮かぶのですから感覚です。

 

 {\Large\frac{2}{4}} の割る数2や、

 {\Large\frac{3}{6}} の割る数3が浮かぶようになったら、

4÷2=2、2÷2=1 や、

6÷3=2、3÷3=1 のわり算を

速いスピードでさせます。

 

普通、

約数が浮かぶと気が緩みます。

そして、

わり算の計算が遅くなります。

 

このままでは、

約分の約数を浮かべる感覚の

育ち方が悪くなります。

 

だから、

「もっと速く!」とリードして、

わり算の計算スピードを速くします。

 

すると、

約数を浮かべる感覚の育ちが

速まります。