の3けた×2けたの筆算のかけ算を、
「分からない」、
「教えて」と甘えの強い子に教えます。
このような新しい内容に進むと、
「分からない」、「教えて」と甘える子です。
計算の仕方を、
自分でつかもうとしません。
だから、
の3けた×2けたの筆算のかけ算も、
甘えるだろうと想像できます。
強く甘えることを覚悟して教えます。
23の2を子どもの指で隠させると、
の3けた×1けたの筆算のかけ算です。
子どもの知っているかけ算です。
知っている「あれだ」と気付いたとしても、
甘えようとする子です。
強い甘えを出せないように、
とても速いスピードで、
次々に式と答えを言って、
リードしていきます。
「さんいちがさん(3×1=3)」、
「さんにがろく(3×2=6)」、
「さざんがく(3×3=9)」です。
こうすると、
とても速いスピードの
軽やかなリズムに乗せられた子は、
と書いてしまいます。
「あぁ、あれだ」と思う気持ちが、
甘えようとする気持ちより強くなります。
続いて、23の隠していた2を見ます。
です。
この計算も同じように、
甘えを出す間がないようなかなり速いスピードで、
を計算します。
次々に式と答えを言います。
「にいちがに(2×1=2)」、
「ににんがし(2×2=4)」、
「にさんがろく(2×3=6)」です。
「あぁ、あれだ」と
気付いた計算 の続きです。
この速いスピードの軽やかなリズムに乗るように、
子どもも、心の中で計算して、
答えを書きます。
どこに答えを書くのかをリードする前に、
963の6の真下から正しく書きます。
です。
速いスピードでリードされる計算の
軽やかなリズムに乗ってしまい、
子どもは甘えを出せません。
続いて、線を引いて、
たし算です。
と計算します。
やはり、
とても速いスピードの軽やかなリズムで、
次々にリードします。
963の3を、
「これ、ここ」で下に動かしてから、
「ろく足すに、はち(6+2=8)」、
「く足すし、じゅうさん(9+4=13)」、
「さん(3)」です。
最後に、642の6を、
「しち(7)」です。
繰り上がり数1のたし算です。
と、計算できます。
(×÷028)