「あなた(君)は素晴らしいと思う。
なぜかというと・・・」や、
「あなた(君)がこんなことをしたのが良かった。
なぜかというと・・・」を、
親子で互いに言い合うことができます。
互いに、1つずつ言うようにすれば、
ゲームのようになります。
子は、
親が自分を好きな理由を、
親は、
子が自分を好きな理由を知ります。
子は、親の
朝の起こし方や、
朝食の準備や、
共に楽しむ食事や、
家からの送り出し方や、
帰宅したときの声掛けや、
外での出来事を聞いてくれることや、
宿題を手伝ってくれることや、
夕食の準備や、
食後のだんらんや、
寝る前の声掛けのような
日常のアレコレの素晴らしさや、
行動の良さを、
「なぜかというと・・・」と言ってくれます。
試していただくと分かります。
子どもの方が、
親よりもたくさん思い付きます。
親は、
子のどのようなことを素晴らしいと思うのか、
どのような行動を好きなのか、
思い付くのに苦労します。
子は、
親の素晴らしさや行動のアレコレを
細かく見ています。
よく知っています。
親は、
子どもが自分を見ているように細かく、
子どものことを見ていません。
子の素晴らしさや、
良い行動よりも、
悪い部分や足りない部分や、
問題行動を見てしまうようです。
普段の生活の中で、
子の素晴らしさや良い行動を
細かく見つめ直すチャンスです。
朝起きて、
着替えて、
朝食を取り、
保育園や幼稚園や学校に行き、
帰ってきて、
遊んで、
宿題を終わらせて、
夕食を取り、
眠るような
日常の流れの中から、
子の素晴らしさや良い行動が見えます。
悪さではなくて、
良さを探し出します。
少し注意して探せば、
20個前後は、
思い付くようです。
年に1~2回行うことで、
親は子の見方が、
子は親の見方が、
悪さから良さに入れ替わります。
(基本038)