5-2= を、
こちら自身が計算するとき、
ほぼ習慣のような計算を意識すらしないで、
5-2=3 と計算します。
この計算を強いて言葉にすれば、
「共通分母 9 で通分して、引く」です。
さて、では、
ほぼ習慣のような計算をどのように学んだのか
こちらの内面を探ってみます。
「共通分母」や、
「通分」や、
「引く」を、
言葉として習った覚えが、
頭の片隅に何となく残っていますけれど、
5-2= をパッと見て、
ほぼ習慣のように、
5-2=3 とできるようになった理由は、
ハッキリとしません。
習ってできるようになったことでは、
どうやらないようです。
そして、
「ほぼ習慣のように計算できるように育てるには、
どのような教え方をしたらいいのだろうか?」を、
アレコレ考えると、
教えようのないことは教えないで、
子どものまねする力に頼ればいいらしいと、
根拠もなく何となく、
でも確からしく気付きます。
そこで、
こちら自身のほぼ習慣のような計算を、
実況中継型リードで見せることを思い付きます。
教えようのないことを教えないで、
子どものまねする力を利用する教え方です。
そして、
次のように考えて、
実況中継型リードを組み立てます。
5-2= を見て、
まず思い付くことは、
「ひき算」と、「異分母の帯分数」です。
ですが、
「ひき算」と、「異分母の帯分数」は、
計算そのものではありません。
続いて思い付くのは、
「通分」、「最小公倍数」、「小で割れる大の倍数」です。
これらは計算そのものですから、
ここから、
実況中継型リードを組み立てます。
5-2= の 2つの分母 3 と 9 を示して、
「9÷3=、割り切れる」、
「下、9」です。
この続きを省略しますが、
このように考えて、
実況中継型リードを組み立てていきます。
(基本 -1477)、(分数 -582)
関連:2023年11月12日の私のブログ記事
「帯分数のひき算を、
自分が何をするのかを決めながら、
自分をリードして計算を進めます。
これが、実際の自力で答えを出す計算です」。