子どもの内面のリーダーがリードして、
連立方程式を解きます。
でも子どもは、
自分の内面にリーダーがいて、
そのリードで、
連立方程式を解いていると
少しも意識していません。
でも、
そうなっています。
例えば、
連立方程式 を見て、
「x、y、z の順に並べ替える」と、
子どもの内面のリーダーが決めて、
そして計算します。
計算すると、
と書き換わります。
そして書き換えた連立方程式を見て、
「z を消す」と、
子どもの内面のリーダーが決めて、
それから計算します。
そして、
z を消した2つの式を、
新しい連立方程式として書きます。
です。
この x と y の連立方程式を見て、
「yを消す」と、
子どもの内面のリーダーが決めて、
そして計算します。
計算すると、
5x=45 です。
これから、
x=9 と求まります。
このように計算をリードするリーダーが、
子どもの内面に育っています。
このようなリーダーを内面に持つ子に育てるために、
こちらは、連立方程式を解く前の子に、
「どうするの?」、
「何を消すの?」と、
聞き続けています。
内面に、
計算をリードするリーダーを育てるのは、
子ども自身です。
こちらがすることは、
連立方程式を解く前の子に、
決まりきった質問を繰り返す手伝いです。
子どもとこちらのこのような相互依存が、
子どもの内面の計算をリードするリーダーを
育てています。
(基本 -137)、(分数 -043)