2022年04月16日(土)~2022年04月22日(金)のダイジェスト。

22年04月16日(土)

 

四則混合 (3 {\Large\frac{2}{15}}-2.8× {\Large\frac{3}{7}} )÷ {\Large\frac{9}{10}}= の

計算順は、計算する前に、

決めることができます。

 

数字を見る必要がないからです。

 

計算順を決めるルールに、

数字が入っていません。

 

つながりのある質問で、

子どもに気づかせることができます。

 

 

22年04月17日(日)

 

12+8= や、

11+9= や、

13+7= を、

20 と自力で計算できるようになるまでと、

できるようになったときの計算の仕方は、

実にさまざまで、

多様で、

独自です。

 

子どもに合わせることなど、

実際にはできませんから、

同じパターンの答えの出し方を、

繰り返しやってみせる教え方をします。

 

 

22年04月18日(月)

 

筆算のひき算 { \normalsize { \begin{array}{rr}\:\:\:\: 54 \\ - 28 \\ \hline \end{array} }} \\ も、

分数のひき算 1 {\Large\frac{4}{7}} {\Large\frac{6}{7}}= も、

そのままでは引けないことがあります。

 

引くことができるように工夫してから、

引きます。

 

筆算のひき算の工夫は、

頭の中で行います。

 

分数のひき算の工夫は、

途中式  {\Large\frac{11}{7}} {\Large\frac{6}{7}}= として書きます。

 

 

22年04月19日(火)

 

帯分数の混ざった  {\Large\frac{5}{9}}×1 {\Large\frac{1}{2}}×3 {\Large\frac{1}{5}}

3つの分数のかけ算の問題を、

大ざっぱな計算の流れを決めてから

計算する子がいます。

 

もっと高い力を授かっている子が問題を見たら、

仮分数に直した式  {\Large\frac{5}{9}}× {\Large\frac{3}{2}}× {\Large\frac{16}{5}}= と、

約分した結果  \require{cancel}\displaystyle {\frac{\begin{matrix}1\\\cancel{5}\end{matrix}\,}{\begin{matrix}\cancel{9}\\3\end{matrix}\,}}× \require{cancel}\displaystyle {\frac{\begin{matrix}1\\\cancel{3}\end{matrix}\,}{\begin{matrix}\cancel{2}\\1\end{matrix}\,}}× \require{cancel}\displaystyle {\frac{\begin{matrix}8\\\cancel{16}\end{matrix}\,}{\begin{matrix}\cancel{5}\\1\end{matrix}\,}}= が、

頭の中に見えるようです。

 

 

22年04月20日(水)

 

37×20= や、

50×43= のような答えが出せない問題を、

5分でも、

10分でもボンヤリと見ている子をリードして、

10秒や20秒で答えを書き終わらせれば、

「聞いた方が・・・」と思うようになります。

 

この思いが積み重なったある日、

「教えて・・・」と聞く子に変身します。

 

 

22年04月21日(木)

 

2-5= のような引くことができないひき算を、

見せませんから、

子どもは、見たことがありません。

 

ですが、

筆算のひき算 { \normalsize { \begin{array}{rr}\:\:\:\: 32 \\ - 15 \\ \hline \end{array} }} \\ では、

普通に、2-5= が、出ます。

 

引けない 2-5= ことと、

1 を付けて、12-5= で引くことだけを、

アッサリと教えます。

 

 

22年04月22日(金)

 

数字の読みと、

数唱と、

数字の書きを修得した後、

5+1= の答え 6 の出し方を教えます。

 

この 3つの力だけを使う方法ですが、

互いに関連付けて使えるようになるまで、

10問~20問の答えの出し方を

見せる必要があります。