計算問題:
7+5= や、
15-9= や、
18÷6= を見ただけで、
答えが出る計算があります。
正体不明な不思議な力ですが、
でも、
意識できないだけで
何らかの計算をしているのでしょうから、
「無意識の計算」です。
さて、
計算問題を見ることで見えるのは、
7+5= や、
15-9= や、
18÷6= の式そのものです。
計算式を見ていながら、
その問題の答えが出るのですから、
見ることが
答えの出るキッカケになっています。
けれど、
見えているのは、
計算式だけです。
それなのに、
見ている計算問題の答えが
瞬時に出ます。
とても不思議なことです。
見ている子どもの脳が、
意識できない速さや、
意識できない何かの力で、
答えを出しているのでしょう。
正体不明な
不思議な力です。
もっと不思議なことは、
7+5= や、
15-9= や、
18÷6= の答えを出すことを、
それぞれ、
繰り返し練習するだけで、
計算問題を見れば、
瞬時に答えが出るような不思議なことを
できるようになることです。
繰り返し練習するときの
答えの出し方は、
計算問題を見ただけで、
瞬時に答えを出せるような
素早い方法ではありません。
例えば、
7+5= の 7 を見て、
その次の 8 から、
+5 の 5回、
8、9、10、11、12 と数えて、
答え 12 を出すような答えの出し方を、
繰り返し練習します。
あるいは、
15-9= の 15 の前の 14 から、
-9 の 9回、
14、13、12、11、10、9、8、7、6 と数えて、
答え 6 を出すような答えの出し方を、
繰り返し練習します。
さらには、
18÷6= の 6 を見て、
6の段と決めて、
18 を見たまま、
6の段の九九を、
「ろくいちがろく」、
「ろくにじゅうに」、
「ろくさんじゅうはち」と、唱えて、
答えが 18 になる
6×3=18 の 3 を出すような答えの出し方を、
繰り返し練習します。
繰り返し練習すれば、
どの子も必ず、
7+5= や、
15-9= や、
18÷6= を見ただけで、
その答え
12 や、
6 や、
3 が出るようになります。
どうしてこのようなことが起こるのか、
謎です。
答えを出す力の正体が不明、
繰り返し答えを出す練習をすれば、
瞬時に答えを出す力を、どうして持てるのか
その理由も不明ですが、
こうなることが分かっています。
ですから、
こちらが子どもにすることは、
7+5= や、
15-9= や、
18÷6= の答えを出すことを、
それぞれ、
繰り返し練習させるだけです。
(基本 -1114)、(+- -598)、
(×÷ -202)