8+4= の計算で、
集中が切れて、
計算から離れている子です。
計算から切れている集中を
計算に戻す指導をします。
お勧めの指導は、
集中が切れたままの子に、
切れた集中をそのまま放置して、
止まっている計算 8+4= を
実況中継型リードで、
集中が切れたままでも
答えを出すことをできることを
体験させることです。
具体的な一例です。
集中が切れたままの子に、
8+4= の 8 を示して、
「はち」と読むことと、
4 を示して、
「く、じゅう、じゅういち、じゅうに」と数えることと、
= の右に、
8+4=12 と書くことを、
実況中継型でリードします。
数字を読むことや、
数えることや、
数字を書くことに
この子の集中は切れていません。
この子の集中は、
たし算 8+4= に対して
切れています。
似ていますが、
違うのです。
切れている集中の対象外の
数字を読むことや、
数えることや、
数字を書くことを
実況中継型リードで
体験させます。
子どもは、
「えっ、何?」、
「集中が切れているのに?」のような
意外な気付きを体験します。
しかも、
8+4= の答え 12 を出して、
8+4=12 と書いてしまうのですから、
たし算に対しても
集中が戻ってしまいます。
(基本 -1133)、(+- -610)