の 4 と 8 を示して、
「しはさんじゅうに(4×8=32)」と言って、
4 の真下を示して、
「ここ、に(2)」、
「指、さん(3)」と言います。
リードされた子は、
心の中に、アレコレと疑問を感じながら、
と書いて、
指を 3本伸ばします。
と同じリードです。
4 と 8 を示して、
「しはさんじゅうに(4×8=32)」と言って、
4 の真下を示して、
「ここ、に(2)」、
「指、さん(3)」と言うリードと同じです。
「小数点が見えていますが、
見えていても見ないで計算します」と、
言葉で説明するのは、
手段です。
小数点を見ないで計算したらどうなるのかを
リードするのが、
小数点を見ないときの結果です。
同じことですが、
「小数点を見ません」と説明したら、
「小数点を見なさい」の説明と
同じことを子どもはします。
小数点を見てしまいます。
「見ません」と説明されても、
見てしまいます。
でも、
の 4 と 8 を示して、
「しはさんじゅうに(4×8=32)」と言って、
4 の真下を示して、
「ここ、に(2)」、
「指、さん(3)」と言われたら、
子どもは、まったく小数点を見ません。
このリードで子どもが見るのは、
4 と 8 と、
4 の真下の空白と、
自分が書いた の 2 です。
実況中継型リードは、
言葉で説明することに比べて、
ここまで、絞り込めたリードをできます。
見ている子どもは、
「えっ、どうして?」のような
ボンヤリとした疑問を感じますが、
子どもは楽しんで、
謎解きをしてくれます。
その子に必要な回数
実況中継型リードを見て
答えを出す参加型の体験をすれば、
「そうか、こうするのか!」と、
謎解きの謎を、
自力で解いてしまいます。
(基本 -1387)、(分数 -551)
関連:2023年08月14日の私のブログ記事
「0.38 と、0.54 の筆算のかけ算の
答えの出し方を、こちらが計算している様子を
見せる実況中継型リードで教えます。
子どもに謎解きをさせる教え方です」。