個体発生で、
系統発生が繰り返されると、
生物学にあるようです。
このことの真偽はともかく、
算数や数学の計算でも、
同じようなことが起こっています。
数学の系統発生で、
例えば、
3-8= の答えを出せない不自由さを、
-5 を認めて受け入れることで、
3-8=-5 と、
答えを出せるようにしています。
あるいは、
の解を出せない不自由さを、
を認めて受け入れれば、
x= と
解を出すことができます。
同じように、
の解を出せない不自由さを、
を認めて受け入れれば、
x= と
解を出すことができます。
今、すでにできる部分をそのまま残して、
例えば、
8-3=5 をそのまま残して、
3-8=-5 と広げています。
あるいは、
の解、x=±2 をそのまま残して、
の解、x= と広げています。
同じように、
の解、x=±1 をそのまま残して、
の解、x= と広げています。
この例とは、見た目がかなり違いますが、
数唱と、数字を読み書く力から、
5+1= や、
3+2= や、
4+3= や、
6+5= のようなたし算の答えを
数えて出す計算に広げています。
ジックリとお考えいただければ、
数唱と、数字を読み書く力から、
このたし算への広げ方は、
系統発生になっています。
この系統発生を、
個体発生で繰り返すことが、
計算の答えを自力で出せるようになる学びです。
(基本 -1366)、(+- -749)
(分数 -543)
関連:2023年07月24日の私のブログ記事
「「今」の力が、
「いち、に、さん、・・・」と唱える数唱と、
数字の読みと、数字の書きであれば、
「次」は、たし算になります」。