小数の筆算のかけ算は、小数点を無視して掛けてしまいます。言葉で説明しないで、実況中継型リードを見せて教えることで、自力で答えを出すための学びであることを、無言で、示しています。

 {\normalsize {  \begin{array}{rr}  0.38 \\ \:\:\:\:\:\:\:\times  \: 0.54 \\ \hline \end{array}  }}\\  の答えを

子どもが、自力で答えを出すことを目的に、

突き放した感じの実況中継型リードを見せます。

 

こちらは、

心の中で、密かに、

「まねできるなら、

まねしてみなさい」の期待を込めた応援に満ちた

優しいまなざしの笑顔です。

 

こちらがモデルにする笑顔は、

目の下あたりを膨らませた笑顔です。

 

七福神

大黒天や

恵比寿天の顔です。

 

目の下あたりが膨らむ笑顔です。

 

 

笑顔を向ける対象が、

子どもの内面にいる

子どもをリードするリーダーです。

 

子どもに、

笑顔を向けていますけれど、

こちらが笑顔を届ける対象は、

子どもをリードするリーダーです。

 

大黒天のような笑顔で、

答えの出し方をリードするから、

まねしてね・・・の気持ちを、

強く乗せることができます。

 

 

最初に、

 {\normalsize {  \begin{array}{rr}  0.38 \\ \:\:\:\:\:\:\:\times  \: 0.54 \\ \hline \end{array}  }}\\  の 0.38 の一部分の 0. と、

0.54 の一部分の 0. を、

ペン先で隠して、

子どもをリードするリーダーに、

 {\normalsize {  \begin{array}{rr}  38 \\ \:\:\:\times  \: 54 \\ \hline \end{array}  }}\\  を、リードして、

答えを出すように誘う実況中継型リードです。

 

誘っても、

子どもの内面のリーダーが、

子どもをリードして、

 {\normalsize {  \begin{array}{rr}  38 \\ \:\:\:\times  \: 54 \\ \hline \end{array}  }}\\  の答えを出さないようであれば、

こちらの計算を実況中継型リードで見せます。

 

 

 {\normalsize {  \begin{array}{rr}  38 \\ \:\:\:\times  \: 54 \\ \hline \end{array}  }}\\  の 4 と 8 を示して、

「しはさんじゅうに(4×8=32)」と言って、

4 の真下を示して、

「に(2)」、

「指、さん(3)」と言って、

 {\normalsize {  \begin{array}{rr}  38 \\ \:\:\times  \: 54 \\ \hline   \:\:\:\:2 \\\end{array}  }}\\  と書くように誘います。

 

続きを省略します。

 

 

このように、

子どもが、

自力で答えを出すことを目的とすることは、

子どもの内面の子どもをリードするリーダーに、

こちらの計算を、

実況中継型リードで見せることです。

 

子どもの内面の子どもをリードするリーダーは、

見せるだけで、

まねできるからです。

 

まねして、

子ども自身をリードできるからです。

 

(基本  {\normalsize {α}} -1593)、(分数  {\normalsize {α}} -623)