2けた×1けたの筆算のかけ算のような計算問題は、子どもが自力で、答えを出します。子どもの内面に、子どもをリードするリーダーがいて、答えを出すまでのアレコレをリードしていると考えれば、育ち続ける子どもを理解する助けになります。

{\normalsize{\begin{array}{rr} 34 \\\:\times\:\:\: 8 \\ \hline \end{array}}}\\  の 8 と 4 を示されて、

8×4=32  と言われて、

8 の下を示されて、

「ここ、に(2)」、

「指、さん(3)」と言われて、

誘われたから、{\normalsize{\begin{array}{rr} 34 \\\:\times\:\:\: 8 \\ \hline \:\:\:2\end{array}}}\\  と書いて、

8 と 3 を示されて、

8×3=24  と言われて、

指に取った 3 を触られて、

24+3=27  と言われて、

3 の真下を示されて、

「ここ」と言われて、

誘われたから、{\normalsize{\begin{array}{rr} 34 \\ \times  \:\:\: 8 \\\hline 272 \end{array}}}\\  と書く流れの

実況中継型リードを見て学びます。

 

1回見た学びであっても、

子どもが答えを書きますから、

「ここに書くのか・・・」のようなことを

子どもは学びます。

 

もっと多くのことを学ぶ子もいます。

 

例えば、

「8 から 4 を見るのか・・・」や、

「九九の答えの一部分だけを書くことは、

たし算のときに似ている・・・」などです。

 

 

さて、

誰が、学ぶのでしょうか?

 

子ども本人でしょうか?

 

子ども自身をリードする

子どもの内面のリーダーでしょうか?

 

どちらとも言えないでしょう。

 

 

そうなのですが、

子どもの内面のリーダーが、

こちらと同じような流れで、

子ども自身をリードできるようになったとき、

自力で、

筆算のかけ算の答えを出すようになります。

 

子どもの内面のリーダーが学ぶことは、

必須なのです。

 

リーダーが学ばなければ、

子ども自身をリードできるようになりません。

 

(基本  {\normalsize {α}} -1631)、(×÷  {\normalsize {α}} -273)