16-3= のような暗算のひき算を、
100問前後、
速いスピードの計算で、
次々に答えを出して、書いていくことで、
脳の全領域が活発に動くことが、
分かっています。
そして、
ワーキングメモリーが広がり、
認知機能が向上します。
暗算のひき算の感覚を持っている子は、
16-3= を見た瞬間、
答え 13 が、浮かびます。
浮かんだらすぐ、
16-3=13 と書いて、
すぐ次のひき算に移ります。
暗算のひき算の問題を見たら、
答えが瞬時に浮かぶのですから、
「瞬時」のような速いスピードで答えが出ます。
答えが出たら、
速いスピードで、答えを書いて、
速いスピードで、
次のひき算を見ます。
見たら、「瞬時」のスピードで答えが出るので、
速いスピードで、
書いて、次のひき算を見ます。
次々に、
このようにします。
一時的に覚えておく記憶:ワーキングメモリーを、
意識できないものの
暗算のひき算の感覚と、
瞬時に出た答えそのものと、
1~9 と、0 の数字と、
答えを書く位置のようなことを、
一時的に覚えているようです。
答えを書き終わったら、
一時的に覚えた答えを忘れます。
一時的に覚えておく対象が、
答えだけではないのですから、
広いワーキングメモリーが、
必要です。
さらに、
注意を暗算のひき算の問題に集め、
出した答えを書き終わるまで持続させ、
書き終わったら、
「即」の速いスピードで、
注意を、
次のひき算に移動させます。
注意を集めて、持続させて、
次の問題に移動させるような注意機能が
暗算のひき算の問題:100問前後を
短時間で終わらせるために
必要です。
相当に広いワーキングメモリーと、
高いレベルの注意機能が働きますから、
当然のように、
脳の全領域が活発に動きます。
そして、
子どもの脳は、
より高いレベルで働くことができるようになります。
(基本 -1615)、(+- -902)