こちらが、自力で答えを出している姿そのものを見せる教え方です。繰り返し見れば、「あぁ、そういうことか」と、子どもは自力で、計算の仕方を発見します。

暗算のひき算  9-3=  の答え 6 を、

9 を見て、

-3 の 3回、

8、7、6 と数えて出す方法を、

実況中継型リードを見せて教えます。

 

5-2=  でしたら、

5 を見て、

-2 の 2回、

4、3 と数えます。

 

11-5=  でしたら、

11 を見て、

-5 の 5回、

10、9、8、7、6 と数えます。

 

 

このような実況中継型リードを、

繰り返し見て、

出た答えを、

9-3=6、

5-2=3、

11-5=6  と、書くことで、

「何から何までまったく同じ」ではなくて、

違いがありながらも、

「同じような」やり方を、

探し続けています。

 

突然、

「なぁんだ、こういうことか」と、

9-3=  の左の 9 を見て、

9 から 3回、

8、7、6 と数えるやり方に、

思い当たります。

 

こうなると、

突き抜けた感じになります。

 

(基本  {\normalsize {α}} -1636)、(+-  {\normalsize {α}} -916)