筆算のひき算は、引こうとして、上から下をみます。言葉で説明して、教えることが、できないはずです。

筆算のひき算を計算するとき、

こちらは修得していますから、

引こうとして、

上から下を見ます。

 

引こうとして、上から下を見るので、

引ければ、

そのまま引いてしまいます。

 

引いて答えを出すつもりで、

上から下を見ます。

 

もちろん、「引くことができる」などと、

言葉にしません。

 

 

例えば、

{ \normalsize { \begin{array}{rr}\:\:\:\: 35 \\ -\:\:\: 4 \\ \hline \end{array} }} \\  は、

5 と 4 を上から下に見て、

5-4=1  と引いて、

 {\normalsize { \begin{array}{rr} \:\:\:\:35 \\ -\:\:\:\: 4\\ \hline \:\:\:\:1\end{array} }} \\  と書いて、

3 を、そのまま下に動かして、

 {\normalsize { \begin{array}{rr} \:\:\:\:35 \\ -\:\:\:\: 4\\ \hline \:31\end{array} }} \\  と書きます。

 

 

引けなければ、

習慣的に、1 を付けて、

引いてしまいます。

 

「引けないから、引けるようにして」などと

考えたりしません。

 

もちろん、「これで、引けるようになった」などと

言葉にしません。

 

引くつもりで、

上から下を見ますから、

引けなければ、

引けるようにしてしまいます。

 

 

{ \normalsize { \begin{array}{rr}\:\:\:\: 35 \\ -\:\:\: 8 \\ \hline \end{array} }} \\  は、

5 と 8 を上から下に見て、

5-8=  は引けないので、

5 に 1 を付けて、

15-8=7  と引いて、

 {\normalsize { \begin{array}{rr} \:\:\:\:35 \\ -\:\:\:\: 8\\ \hline \:\:\:\:7\end{array} }} \\  と書いて、

3 を、1 減らして、2 にして、

 {\normalsize { \begin{array}{rr} \:\:\:\:35 \\ -\:\:\:\: 8\\ \hline \:27\end{array} }} \\  と書きます。

 

ただこれだけのことなのです。

 

 

さて、

「引こうとして、

上から下を見ていること」を、

言葉で説明して、

理解させることができるでしょうか?

 

「引こうとしているだけ」であることは、

体験知ですから、

繰り返し計算することで、

できるようになることです。

 

言葉で説明されて、

理解して得る学習知ではないのです。

 

(基本  {\normalsize {α}} -1841)、(+-  {\normalsize {α}} -1043)