計算問題の計算の仕方を、聞かれたら、答えを出せる最低限のことを教えます。

算数や数学の計算問題の目的は、

一つです。

 

答えを出すことです。

 

でも、

ハッキリと意識されないのが、

普通です。

 

子どもだけではなくて、

子どもをリードするこちらや、

子どもを養育している親も

ハッキリと意識していないようです。

 

 

例えば、

 {\normalsize {a^{4}÷a^{2}×a^{7}}}=  を

自力で計算できない子から、

聞かれたとき、

聞かれてすぐに、

÷ を示して、

「割る」、

「棒」と言って、

 {\normalsize {a^{4}}} を示して、「上」と言って、

 {\normalsize {a^{2}}} を示して、「下」と言って、

 {\normalsize {a^{7}}} を示して、「上」と言うだけであれば、

不親切な教え方と思われます。

 

「ここに、÷ があります」、

「÷ が、一つでもあれば、

分数に書き換えます」のように、

言葉の説明を加えることや、

「分かった?」のように、

子どもの理解を確かめることをすれば、

丁寧で、

親切な教え方になるようです。

 

 

算数や数学の計算問題の目的を、

ハッキリと意識して、

答えを出すことと理解していないからです。

 

「答えを出すこと」だけが、

計算問題の目的と、

ハッキリと意識していれば、

÷ を示して、

「割る」、

「棒」と言って、

 {\normalsize {a^{4}}} を示して、「上」と言って、

 {\normalsize {a^{2}}} を示して、「下」と言って、

 {\normalsize {a^{7}}} を示して、「上」と言うだけで

十分なのです。

これで答えを出せるからです。

 

こちらに聞いた子どもは、

こちらのこのような教え方の後、

 {\normalsize {a^{4}÷a^{2}×a^{7}}} {\Large\frac{{a^{4}}×{a^{7}}}{{a^{2}}}}=  と書くことができます。

 

これで、

聞いた子は、

計算問題   {\normalsize {a^{4}÷a^{2}×a^{7}}}=  の

答えを出すことができますから、

「教えてもらえた」なのです。

 

(基本  {\normalsize {α}} -1200)、(分数  {\normalsize {α}} -487)