算数や数学の計算問題の目的は、
一つです。
答えを出すことです。
でも、
ハッキリと意識されないのが、
普通です。
子どもだけではなくて、
子どもをリードするこちらや、
子どもを養育している親も
ハッキリと意識していないようです。
例えば、
= を
自力で計算できない子から、
聞かれたとき、
聞かれてすぐに、
÷ を示して、
「割る」、
「棒」と言って、
を示して、「上」と言って、
を示して、「下」と言って、
を示して、「上」と言うだけであれば、
不親切な教え方と思われます。
「ここに、÷ があります」、
「÷ が、一つでもあれば、
分数に書き換えます」のように、
言葉の説明を加えることや、
「分かった?」のように、
子どもの理解を確かめることをすれば、
丁寧で、
親切な教え方になるようです。
算数や数学の計算問題の目的を、
ハッキリと意識して、
答えを出すことと理解していないからです。
「答えを出すこと」だけが、
計算問題の目的と、
ハッキリと意識していれば、
÷ を示して、
「割る」、
「棒」と言って、
を示して、「上」と言って、
を示して、「下」と言って、
を示して、「上」と言うだけで
十分なのです。
これで答えを出せるからです。
こちらに聞いた子どもは、
こちらのこのような教え方の後、
== と書くことができます。
これで、
聞いた子は、
計算問題 = の
答えを出すことができますから、
「教えてもらえた」なのです。
(基本 -1200)、(分数 -487)