の
答えの出し方だけを教えます。
① 2-4= 引けない、
12-4=8 。
② 5-1=4 、
4-8= 引けない、
14-8=6 。
③ 9-1=8 、
8-3=5 。
④ 3-1=2 。
この ①~④ を順に行えば、
答えが出ます。
「繰り下がり」、
「隣から、1 借りる」、
「借りた 1 を付ける」、
「隣に 1 貸した」、
このような言葉は、
答えを出すときに不要です。
「繰り下がり」という言葉を知らなくても、
2-4= は、引けないと分かります。
そして、
「借りた 1 を付ける」と言葉にリードされなくても、
2 を、12 に書き換えることができて、
12-4=8 と計算できます。
「繰り下がり」、
「隣から、1 借りる」、
「借りた 1 を付ける」のような言葉は、
「 2-4= 引けない」の後、
「 12-4=8 」とする計算を
説明するための言葉です。
「繰り下がり」、
「隣から、1 借りる」、
「借りた 1 を付ける」のような言葉で、
計算を、子どもに説明するとしても、
こちらが計算するときに、
「繰り下がり」、
「隣から、1 借りる」、
「借りた 1 を付ける」という言葉を、
使うからではありません。
計算を説明するための言葉です。
答えを出すために
計算するときに使う言葉ではありません。
同じように、
「繰り下がりがあるときの計算パターン」や、
「繰り下がりがないときの計算パターン」は、
こちらが計算するときの
ひとまとまりの計算の流れの名前です。
3952-1384= の一の位の計算
「2-4= 引けない、
12-4=8 」のような計算の流れの名前が、
「繰り下がりがあるときの計算パターン」です。
こちらが、
一の位を計算するときに、
「繰り下がりがあるときの計算パターン」の
言葉を使って計算していません。
まとめます。
こちらが計算するときには、
に、
① 2-4= 引けない、
12-4=8 。
② 5-1=4 、
4-8= 引けない、
14-8=6 。
③ 9-1=8 、
8-3=5 。
④ 3-1=2 。
このような順に計算して、
のように書きます。
ですから、
計算を説明する言葉、
「繰り下がり」、
「隣から、1 借りる」、
「借りた 1 を付ける」や、
ひとまとまりの計算の流れの名前、
「繰り下がりがあるときの計算パターン」、
「繰り下がりがないときの計算パターン」を、
子どもに言いません。
答えを出すための計算をリードするだけにします。
(基本 -1323)、(+- -721)
関連:2023年06月12日の私のブログ記事
「ひき算は、
繰り下がりがあるときの計算パターンと、
繰り下がりがないときの計算パターンから、
どちらかを選び、
それを利用して答えを出します」。