は、
繰り下がりのある虫食い算です。
の答えが 56 になっている
筆算のひき算です。
を教える実況中継型リードは、
見せているこちらの力量を
試されています。
言葉で説明することが難しい部分を
伝わりにくいのを承知で
言葉で説明します。
の一の位のひき算 5-〇=6 を
リードするこちらは、
最初に、
だけを見ています。
ひき算の答え 56 を見ていません。
そして、
「ご引くこれは(5-これ=)」まで言った後、
初めて、
の一の位の答え 6 を見て、
「ろく(6)、引けない」と言います。
続けて、
「じゅうご引くこれ(15-これ)、ろく(6)」、
「これ、く(9)」と言います。
文言と、
こちらの動作の部分は、
の答え 56 を無視して、
の一の位の 5 と 〇 を示しながら、
「ご引くこれは(5-これ=)」です。
そして、
の一の位の答え 6 を示して、
「ろく(6)、引けない」です。
続けて、
「じゅうご引くこれ(15-これ)、ろく(6)」と言った後、
の一の位の 〇 を示して、
「これ、く(9)」です。
こちらが、
このように忙しく視線を移しながら
実況中継型リードを見せることで、
の虫食い算ではなくて、
の筆算のひき算を
計算していることを伝えることになります。
答えを出すための計算そのものではない
「繰り下がり」や、
「隣から、1 を借りて」や、
「5 を、15 にしてから引く」を
説明しないから、
子どもは、
この複雑な計算の流れを
こちらの実況中継型リードを見て、
つかむことができます。
(基本 -1575)、(+- -876)