3+1=4=5=6 と計算して、
「☓(バツ)」が付いています。
どこかに間違いがあるようです。
間違いを探し出して、
正すことを、
自力で行います。
こうすることで、
計算の力を育てます。
間違いを探し出す確実な方法は、
「☓(バツ)」の付いた解答を消さないで残して、
初めから計算し直して、
答えを見比べることです。
このやり方を、
実況中継型リードを見せて教えます。
実況中継型リードは、
じつは、こちら自身を
こちらがリードしている様子を見せています。
自分が、
自分自身をリードしますから、
実際にすることだけをリードします。
「消さずに、そのまま残します」、
「最初から、計算し直します」、
「出た答えと、
今書いてある答えを、
一つ一つ見比べます」などと、
こちらは、
こちら自身に話したりしません。
問題 3+1= の
3 と 1 を見て、
「3+1=4」と計算して、
自分の解答 4 の 4 と見比べて、
「正しい」と自己評価します。
実際にすることだけをリードします。
目の前の子どもに
ミスのある解答
3+1=4=5=6 の正し方を、
実況中継型リードを見せて教える目的は、
子どもが、
自力でミスを探し出して、
正せるようになることです。
実際にすることだけの
実況中継型リードを見せることが、
子ども自身を、
子どもがリードしている姿に近いのです。
(基本 -1740)、(分数 -664)