子どもが、自分自身をリードして、算数の計算問題の答えを出します。自分自身をリードしていると、気付かないまま、そうしています。

自分が自分自身をリードしていると

気付かないままに

でも、

自分が自分自身をリードしています。

 

だから子どもは、

5+4=  の答え 9 を、

5 の次の 6 から、

6、7、8、9 と、4回数えて、

出すことができます。

 

子ども自身気付いていないだけです。

 

気付いていなくても、

子どもが、

自分自身をリードしていますから

5+4=  の 5 を見て、

5 の次の 6 から、

+4 の 4回数えると決めて、

6、7、8、9 と、4回数えて、

答え 9 を出すことができます。

 

 

また、

答えを出すまでの一連の動作ですから、

そのスピード自体も

子どもが、

自分自身をリードしています。

 

自分自身をリードして、

5+4=  の 5 を見ることや、

5 の次の 6 を思い浮かべることや、

+4 の 4 を見ることや、

4回数えると解釈することや、

6、7、8、9 と、4回数えることを

自分が決めたスピードで行います。

 

動作のスピードも、

子どもが、

自分自身をリードしています。

 

でも、子どもは、

自分がそうしていると、

少しも気付いていません。

 

 

あるいは、

初めて   {\normalsize { \begin{array}{rr} 27 \\ +\: 16 \\ \hline \end{array} }} \\  のような筆算のたし算を、

こちらが、

実況中継型リードで教えるとき、

何回か見せた後、

「もうできる」と、

子どもが言うとき、

自分自身をリードして、

筆算のたし算   {\normalsize { \begin{array}{rr} 27 \\ +\: 16 \\ \hline \end{array} }} \\  を、

 {\normalsize { \begin{array}{rr} 27 \\ +\: 16 \\ \hline\:\:43\end{array} }} \\  と計算できると、

こちらに教えてくれています。

 

このように、

算数の計算問題の答えを出すとき、

気付かないままに、

子どもは、

自分自身をリードしています。

 

すること自体や、

そのスピードまでも、

リードしています。

 

(基本  {\normalsize {α}} -1196)、(+-  {\normalsize {α}} -647)