共通分母を探すための計算の流れと、それぞれの計算そのものを、実況中継型リードで見せます。答えの出し方の何かを、子どもは必ず見付けます。すべて見付けた後、自力で答えを出せる子になります。

 {\Large\frac{1}{2}} {\Large\frac{1}{3}}=  の 2 と 3 を示して、

「3÷2=、割り切れない」、

「3 の 2倍、6」、

「6÷2=3、割り切れる」、

「下 6」と言います。

 

最小公倍数と言いませんが、

分母を 6 にそろえることまでの計算だけを

計算そのものを、

計算の流れに沿って言うことで、

教えています。

 

これが、

「答えの出し方」だけの教え方の実例です。

 

 

子どもは、

このような実況中継型リードを

繰り返し見て学びます。

 

子どもが、

実況中継型リードを見て学ぶことで、

何かをつかみます。

 

そのつかんだ何かを、

子どもに聞いても、

ハッキリと答えることが難しいようです。

 

聞いても分からないことなのですが、

実況中継型リードを見て学んでいる子どもを、

共感傾聴することはできます。

 

子どもの細かな様子から、

共感傾聴で、

子どもを理解できます。

 

 

このような共感傾聴は、

子どもを観察することが主体です。

 

実況中継型リードを見て学んでいる子が、

同じような実況中継型リードを、

必要な回数、繰り返し見ることで、

毎回何かをつかんでいます。

 

その何かは、

子どもの「出すこと」を変える何かですから、

子どもの細かな様子を見ていれば、

「ここを、つかんだらしい」と、

共感傾聴できます。

 

(基本  {\normalsize {α}} -1638)、(分数  {\normalsize {α}} -636)