2023-01-01から1ヶ月間の記事一覧

四則混合を練習するゴールは、「即」の速さで、計算順を決めることや、「瞬時」のような速さで、計算する前に、計算自体をイメージすることです。

問題 ÷(1- )= を見たら、 「即」のような速さで、 かっこの中の - が先で、 かっこの前の ÷ が後と、 計算順を決めることができます。 四則混合の式を見たら、 「即」の速さですから、 計算順を決めるルールを 思い出したりしていません。 問題 ÷(1…

8+6= の答え 14 を、自力で出すこと自体を教えます。言葉で説明してしまうと、自力で答えを出すことではなくなります。できそうで、できない教え方です。

8+6= の 8 を見て、 その次の 9 から、 +6 の 6回、 9、10、11、12、13、14 と数えて、 答え 14 を出して、 8+6=14 と、 自力でできるように育てています。 「たし算 8+6= を教える」では、 教えた子どもが、 自力で答えを…

「自力で答えを出すこと」と、「速いスピードで答えを出すこと」に絞って教えます。こちらが、こうしていることを見せれば、子どもは、同じようにまねしようとします。つまり、教えています。

① 自力で答えを出すことと、 ② ある程度の速いスピードで答えを出すことを、 教える対象に絞ります。 小学算数のたし算の初歩の 3+1= のようなたし算の初歩から、 教える対象を、 この 2つに絞ります。 そして、 高校数学の微分積分まで、 一貫して、 …

計算見本を見て、計算の仕方を見つけて、自分自身をリードして、計算して答えを出して、その答えを書きます。計算見本を見る学び方で、これだけのことを、意識するとはなく子どもはしています。

計算見本 : =4 を示して、 「これ、見て」、 問題 = を示して、 「これ、やって?」です。 この子が、 =2 と正しくできたので、 「合っている」と認めてすぐ、 「どうやったの?」と聞きます。 意外と答えにくい問い掛けです。 さて、この子の計算の仕…

子どもの人差し指を借りて、こちらが動かして、四則混合の計算の計算順を、計算する前に決めることを子どもに見せれば、こちらの内面のリーダーが、こちら自身をリードして、計算順を決める様子を見せることができます。

8-(7-4)= を計算する前に、 計算順を決める決め方を教えます。 言葉で説明して 理解させることが難しい内容です。 言葉で説明 できないことはないでしょうけれど、 どうしても長い説明になります。 聞いている子どもは、 「計算する前に、 計算順を…

子どもの悪い側面を評価してから、子どもをリードするから、自分の悪い側面を自己評価する子に育ちます。子どもの良い側面を評価してから、子どもをリードすれば、自分の良い側面を自己評価する子に育ちます。とてもシンプルです。

7+6=、9+3=、8+4=、・・・ たし算を、 100問、計算しています。 7+6= の 7 の次の 8 から、 8、9、10、11、12、13 と 6回数えて、 7+6=13 と書く子です。 途中で、 何回も集中が切れてボ~ッとします。 かなり伝わりにく…

3+1= の計算問題は、子どもが初めて取り組む算数の計算です。本当は、とても難しいのです。でも、難しいと感じさせないで、答えの出し方をつかませることができるのが、実況中継型リードです。

3+1= は、 たし算の初歩ですけれども、 初めて計算する子にとって、 とても難しい計算問題です。 この子には、 算数の計算問題の答えを出す 初めての計算です。 まったくの初めてです。 この前に、 算数らしいことをしています。 数唱と、 数字を読むこ…

分数のたし算の計算で、分数部分を仮分数のまま、約分までして、答えにしています。次のひき算で、引くために、このような変形をします。でも、答えの形は、分数部分を真分数に直します。

1+=1=1 や、 2+=2=2 のような答えです。 間違ってはいないのですが、 どうしたものか・・・と、 こちらが困ってしまう答えです。 1 ではなくて、2 と、 2 ではなくて、3 としてあれば、 「よくできています」なのです。 ですが、 強く要求する…

47÷3= を、「忘れた」ではなくて、「あぁ、あれだ」に定着させるのが、判で押したような同じ教え方です。

47÷3= が、 どこでどのような形で出ようとも、 判で押したような同じ教え方をします。 変えません。 暗算のあまりのあるわり算として、 47÷3= を計算します。 分数に進み、 仮分数 = を、 帯分数 15 に書き換える計算で、 47÷3= を計算します…

「つねに強い伸びたい気持ち」は、子どもの内面にあります。鉛筆を投げ出して、5+3= の数える計算から逃げているときも、外のことです。内面の「強い伸びたい気持ち」は変わりません。こちらが数える計算を代行すれば、外に出てきます。

5+3= の 5 を見て、 その次の 6 から、 6、7、8 と、3回数えて答え 8 を出して、 5+3=8 と書く計算をしている子です。 子どもには、 どの子も例外なく、 「つねに強い伸びたい気持ち」があります。 「強い伸びたい気持ち」があるから、 子ど…

一定レベル以上の緊張状態で、たし算の感覚を使えば、つねに正しい答えを出します。7+6= を見て、一定の緊張状態であれば、正しい答え 13 が出ます。

7+6=、5+9= のたし算は、 子どもが、たし算の感覚を持ってしまうと、 つねに、正しい答えを出すようになります。 7+6= を見れば、 瞬時に正しい答え 13 が、 5+9= を見れば、 瞬時に正しい答え 14 が出ます。 たし算の感覚は、 つねに正…

筆算のたし算や、ひき算を、何回かの「言って書かせる」リードで教えます。つながり方を言葉で、あえて説明しないことで、子どもの好奇心を刺激できます。

の一の位のたし算を、 5+8=13 と計算して、 と書かせて、 指に、繰り上がり数 1 を取らせます。 これが、 1回目の「言って書かせる」リードです。 続いて、 の十の位のたし算を、 4+1=5 と計算して、 子どもが指に取っている 1 を、 5+1=…

16-13= や、似ている問題 16-3= を自力で計算できるのは、子どもの内面のリーダーが、子ども自身をリードしているからです。

16-13= の答えの出し方を、 こちらの内面のリーダーが、 こちらをリードしている様子を見せて教えます。 例えば、 「さん(3)」と言うだけのリードです。 似ていますが、 別の計算問題の 16-3= の答えの出し方を、 こちらの内面のリーダーが、 …

7+5= を見たら瞬時に、答え 12 が出る「たし算の感覚」は、閾値型の学びです。一定の練習量:閾値を超えると、「たし算の感覚」で答えが出るようになります。

7+5= を見たら、答え 12 が、 5+9= を見たら、答え 14 が、 8+3= を見たら、答え 11 が、 瞬時に出る感覚があります。 たし算の感覚です。 このたし算の感覚を持つ前でしたら、 例えば、 7+5= の 7 を見て、 次の 8 から、 +5 の …

今のことをしながら、同時並行で、今よりも先を見ている子どもは、こちらが見せる 5+3= の答えの出し方を見ながら、自分も同じように計算しています。自然な同時並行です。

5+3= を見たら瞬時に、 答え 8 が出る力、 つまり、たし算の感覚を、 こちらは持っています。 このようなたし算の感覚を 使って答えを出すことができるこちらが、 5+3= の 5 を見て、 「ご」と読み、 5 の次の 6 から、 +3 の 3 回、 6、7…

「今」が、数唱と、数字の読みと書きの練習とすれば、実は、「次」のたし算の答えを出す準備になっています。算数や数学の計算にも、「今が次の準備」になっている発達段階があります。

「今が次の準備」になっています。 子どもが育つときの原則です。 例えば、 赤ん坊の体を動かす力です。 「今」が、首を据わらせる練習とします。 すると、 「次」は、寝返りを打つことのような感じです。 「今が次の準備」になっています。 算数や数学の計…

単項式の乗除の計算は、シンプルなルールです。ルールに使い慣れるまで、確実にルールを追うようにします。

算数や数学の計算問題の 答えを出す体験を通して、 子どもは、 体験知を得る自分育てをしています。 自力で答えを出すことで、 子どもは、体験知を得ます。 つまり、 子どもの内面のリーダーが、 子ども自身をリードして、 算数や数学の計算問題の答えを出し…

自分の価値と可能性を信じる練習を、算数や数学の計算問題でできます。計算の答えを自力で出すことが、同時に、自分の価値と可能性を信じる練習になっています。

子どもが、 子ども自身の価値と可能性を信じれば、 子ども自身の可能性を 子どもが発見できます。 子ども本人が、 自分自身の可能性を発見することは、 「どうやら、これらしい」と、 自分で感じることができますから、 かなり確実な方法です。 このようにし…

単項式の乗除の計算を、子どもから質問されて、教えます。こちらの内面のリーダーが、こちら自身をリードする様子を見せるだけの教え方です。

で、 「どうやるのですか?」と聞かれてすぐ、 教え始めます。 こちらの内面のリーダーが、 こちら自身をリードする様子を見せる教え方です。 問題 の ÷ を示して、 「わり算」、 「棒」です。 こちらの内面のリーダーが、 「 ÷ 」を見て、 「わり算」と理解…

移項していないのに、移項したような勘違いのミスは、自力で直しにくいミスです。正しい答えを、サラリと指摘します。

方程式 を、 3(2x-3)+2(x+5)=9 6x-9+2x+10=9 6x-2x=9-10+9 4x=8 x=2 このように解いて、 ×(バツ)が付きます。 この子は、 誤答を消さないで、 もう一度、解き直す作法です。 解き直しは、 元の方程式 を見…

こちらが、こちら自身をリードして、自力で答えを出す様子を見て学ぶから、子どもが、自分自身をリードして、自力で答えを出せるようになると、何となく気付いている子です。

暗算のわり算 36÷3= を見て、 自力で計算できない子です。 この子を指導するこちらは、 5+1= のようなたし算の初歩から、 同じ型の教え方をしています。 こちら自身をリードして、 自力で答えを出す様子を見せる教え方です。 5+1= でしたら、 5…

(x-y)(x+2y)=0 から、「x=y または x=-2y 」を導くことは、ステップが荒ければ、逆向きに見ます。「x=y または x=-2y 」から、(x-y)(x+2y)=0 を見ます。「x-y=0 または x+2y=0 」を、楽に導くことができます。

ヒント付きの2元2次連立方程式です。 [解] ① より x=y または x=-2y 「 ヒント:① より x=y または x=-2y 」を、 正しいと認めて受け入れれば、 2つの連立方程式を作ることができます。 と、 それから、 です。 この新しい連立方程式は…

たし算 7+5= や、ひき算 15-9= や、わり算 18÷6= に、問題を見たら瞬時に答えが出てしまう「無意識の計算」があります。計算問題を繰り返し解くことで、つかむことができます。

算数のさまざまな計算の中で、 大事な「無意識の計算」を、 同じような計算を繰り返し練習することで、 子どもにつかませます。 計算スキルの発達の中の いくつかの「無意識の計算」を、 こちらが知っていることで、 子どもの育ちを評価できます。 「無意識…

たし算 5+3= の答え 8 を数えて出します。問題 5+3= を見る前に、「数える」と決めています。子どもに伝えることが難しい内容です。

5+3= の 5 を見て、 5 の次の 6 から、 +3 の 3回、 6、7、8 と数えて、 = の右に、 5+3=8 と書きます。 たし算を計算しているのですから、 そして、 数えて答えを出すのですから、 問題 5+3= を見る前に、 「数える」と決めています…

筆算のひき算の繰り下がりや、分数のひき算の帯分数を仮分数に変えることは、引くことができないひき算を、引くことができるように変える工夫です。

「引くことができないひき算を 引くことができるように変える工夫」があります。 小学校の算数のレベルでは、 引かれる数が、 引く数より大きければ、 引くことができます。 例えば、 5-2= は、 引かれる数 5 が、 引く数 2 より大きいから、 引くこと…

「リードできるから、リードしてしまう」ようになれば、仮分数と小数の混ざった四則混合の答えを出せます。

( -2.8)÷( -1.6)= を、 3回目になり、 自力で答えを出すことができるはずなのに、 そうしない子です。 ( -2.8)÷( -1.6)= の計算順を、 ① 左のかっこの中の - 、 ② 右のかっこの中の - 、 ③ かっこの外の ÷ と決めることができ…

算数や、数学の計算問題を解くとき、一部分だけを見ます。目の焦点の絞り方を調節します。言葉で説明して教えることが難しい内容です。

12+8= の一部分 2+8= だけを見て、答え 10 を出して、 無視した 12+8= の 1 だけを見て、 10 を、20 にします。 目の焦点の絞り方です。 の 7 と 5 を、 この順に、上から下に見て、 頭の中で、7+5=12 と足して、 頭の中のイメ…

子どもの内面に、子ども自身をリードするもう一人の自分を認めれば、子どもへの教え方が、向上します。共通分母の探し方を例にします。

3+0.05=3+=3+ と、 途中まで計算して、 「これでいいの?」と聞きます。 子どもの内面のリーダーが、 子ども自身をリードしていて、 「リードの仕方が違っているらしい・・・」と、 気になったようです。 ここまで、 自力で計算しています。 子ども…

7-(8-3)= のような四則混合は、自力で計算順を決めてから、計算します。数字は、計算するときにだけ必要です。計算順を決めるとき、数字は不要です。教えることができないことです。繰り返し計算順を決めさせることで、自然に、数字を見ないようになります。

7-(8-3)= 、 2×(5+4)= 、 (7-3)×5= 、 10÷(7×3)= のような四則混合は、 まず先に、 計算順を決めます。 それから、 計算します。 計算順を決めるルールに従って、 自分で計算順を決めるから、 計算することができます。 自分で…

5+3= の 5 を見て、3 を見て、6、7、8 と数えて、5+3=8 と書きます。こちらが、こちら自身をリードしている様子を見せるだけです。すると子どもは、まねします。子ども自身をリードするリーダーが、まねして、自分自身をリードして、自力で答えを出します。

5+3= の 5 を示します。 無言で示すだけです。 何も教えていません。 何かを教えようとしていません。 こちら自身、 5+3= の答え 8 を出すために、 5 を見て、 3 を見て、 数えて計算するのでしたら、 5 の次の 6 からと決めて、 6、7、8 …