2020-01-01から1年間の記事一覧

式が 3 けたのたし算になる文章問題の計算は、筆算を書いて計算させると、楽です。

ふねに 548人 のりました。 つぎに 372人 のりました。 あわせて 何人のりましたか。 このような文章問題は、 最初に式を書きます。 548+372= です。 続いて計算します。 のような筆算を、 子どもが自分で書くことができれば、 と計算できます…

「計算したら答えを出せる」レベルから、「答えを生み出す」レベルに、年単位の時間をかけて少しずつ、子どもを案内していきます。

8+7= のようなたし算は、 「答えを生み出している」と ほとんど意識していないで、 ただ計算しているのが普通です。 たし算の感覚を持っていれば、 8+7= を見るだけで、 答え 15 が浮かびます。 たし算の感覚を使って、 答え 15 を生み出したと…

2020年10月31日(土)~11月06日(金)のダイジェスト。

20年10月31日(土) 割り切れるわり算 24÷4= も、 あまりのあるわり算 27÷4= も、 九九を利用すれば計算できます。 慣れるまで、 戸惑います。 20年11月01日(日) 計算の仕方を理解することと、 理解した計算に慣れることは、 区別すべ…

(-1)×(-1)=+1 の理由を説明してからでも、(-1)×(-1)=+1 自体を正しいと受け入れてからでも、正負の数のかけ算の計算を修得できます。

(-1)×(-1)=+1 と計算します。 「-」と、 「-」を掛けて、 符号を、「+」にします。 そして、 1×1=1 のかけ算から、 +1 と計算しています。 このように計算できる理由を、 教えようとすれば、 工夫された物語が必要です。 困ったことに、…

2けた×1けたの筆算のかけ算の計算の仕方を、子どもの様子をリアルタイムで見ながら教えます。

のような筆算のかけ算を教えます。 九九の1つの段を、 6秒で言える子への 初めての筆算のかけ算です。 計算の仕方自体は、 以下のようです。 8 から、4 を見て、 8×4=32 と計算して、 2 を、8 の真下に、 のように書いて、 32 の 3 を、 繰り…

6+5= の数える計算の仕方の教え方を、詳しく説明します。言葉で説明する教え方と、こちらの計算を実況中継で見せる教え方の 2 つです。

6+5= の数える計算の仕方を、 教えます。 6 を見て、 次の 7 から、 +5 の 5 回、 7、8、9、10、11 と数える計算です。 普通は、 言葉で、 計算の仕方自体を説明します。 「これは、たし算の記号ですから、 左の 6 に、右の 5 を足します…

たし算 5+3= の計算の仕方を、言葉で説明して理解させても、こちらの計算の実況中継を、同じようにまねさせても、どちらでも、子どもは計算できるようになります。

5+3= のようなたし算の 計算の仕方を教えます。 5+3= の + の左の 5 を見て、 次の 6 から、 + の右の 3 回、 6、7、8 と数える計算の仕方を教えます。 「入れる学び」の「入れ方」指導の 教え方があります。 5+3= の + を示して、 「…

分数のひき算で、引けなくて止まっている子です。「どうようにできたら、計算できる?」をガイドに、「引かれる数を大きくできたら、引ける」と考えて、子どもに教えます。

1-= のようなひき算を、 1-= まで計算して止まります。 通分は、 ひき算でもできます。 続きを教えて、 計算を進めて、 答えを出します。 1 の 1 を、 に変えて、 1=+= と変えることを教えます。 こちらは、 子どもの力を推測するとき、 教え方…

計算の仕方を理解することと、理解した計算に慣れることは、区別すべきで、慣れることは自助努力だと気付くのが育ちです。

3+1= の計算の仕方を、 こちらの計算の実況中継を見せて教えます。 3 を示して、 「さん」と声に出して読み、 1 を示して、 「し」と声に出して数えて、 = の右を示して、 「ここ、し(4)」の実況中継です。 見て聞いていた子は、 3+1=4 と書…

割り切れるわり算 24÷4= も、あまりのあるわり算 27÷4= も、九九を利用すれば計算できます。慣れるまで、戸惑います。

24÷4= のような 割り切れるわり算の計算の仕方です。 4 の段の九九を下から唱えて、 答え 24 を探します。 これだけです。 しいちがし(4×1=4)、 しにがはち(4×2=8)、 しさんじゅうに(4×3=12)、 ししじゅうろく(4×4=16)、 …

2020年10月24日(土)~10月30日(金)のダイジェスト。

20年10月24日(土) 数えるたし算の計算スピードを速めると、 集中が切れにくくなります。 リードして、 スピードを体験させて、 計算スピードを速めます。 20年10月25日(日) 6+5= の答えの出し方を 実況中継してしまうマイナーな教え方で…

分数の計算で、すぐに計算する習慣を、式全体を見て、「どのように計算する?」と考えて、計算の仕方を決めた後、計算する習慣に入れ替えます。

2-+= の計算で、 計算する前に、 式全体を見て、 「どのように計算する?」と 考える子に育てることができます。 こうしないで計算すると、 左から計算してしまいます。 2-+= を、 このまま計算するのが、 式全体を見て、 「どのように計算する?」…

27÷4=6・・・3 は、27=4×6+3 のように、書き換えることができます。易しそうで、とても難しいところです。

わり算、 27÷4=6・・・3 の 答え(商) 6 と、あまり 3 は、 27=4×6+3 のように書くことができる 6 と、3 です。 つまり、 27=4×〇+ となるような、 2 つの数です。 細かいことですが、 27=4×〇+ の は、1、2、3 のどれかで…

8+3= の計算を、鉛筆を持った幼児の手を軽く包み持って、こちらがリードして動かして教えます。8 を読み、9、10、11 と数える計算です。

5+3= の計算の仕方を、 幼児に、 こちらの計算の実況中継を見せて教えます。 5 を、無言で示して、 「ご」と声に出して読み、 3 を、無言で示してから、 3 を、トントントンと 3 回たたいて、 「ろく、しち、はち」と、声に出して数えます。 そして…

毎日、10 分間で、100 問のたし算の計算を終えます。初めのうちは、こちらに、50 ~ 70 問も手伝われます。ですが、毎日、10 分間で終わることに気付き、強い意欲を持って、自分でも計算し始めます。

6+8=、4+6=、9+5=、7+5=、8+8=、 4+8=、6+5=、7+9=、8+5=、4+4=、 5+7=、8+7=、9+6=、4+7=、5+6=、 8+4=、7+7=、5+4=、8+6=、7+8=、 5+5=、7+6=、9+8=、7+…

指で数えて計算するたし算の指を取ります。毎日、10分間、100問のたし算を指で数えて計算するだけです。

6+8=、4+6=、9+5=、7+5=、8+8=、 4+8=、6+5=、7+9=、8+5=、4+4=、 5+7=、8+7=、9+6=、4+7=、5+6=、 8+4=、7+7=、5+4=、8+6=、7+8=、 5+5=、7+6=、9+8=、7+…

6+5= の答えの出し方を実況中継してしまうマイナーな教え方です。でも、計算の仕方を知りたいと、子どもを強く動機付けできます。

6+5= の 6 を見て、 次の 7 から、5 回、 7、8、9、10、11 と数えて計算します。 3+9= の 3 を見て、 次の 4 から、9 回、 4、5、6、7、8、9、10、11、12 と数えて計算します。 〇+〇= のたし算は、 + の左の数の次の数…

数えるたし算の計算スピードを速めると、集中が切れにくくなります。リードして、スピードを体験させて、計算スピードを速めます。

4+3= のたし算を、 4 を見て、 「し」と読み、 3 を見て、 「ご、ろく、しち」と数えます。 そして、 4+3=7 と書く計算です。 このような数える計算を、 どの子にも同じように教えます。 4+3= の 4 を無言で示して、 「し」と声に出して読み…

2020年10月17日(土)~10月23日(金)のダイジェスト。

20年10月17日(土) ひき算は、 たし算の逆です。 6+8= を見たら、 答え 14 が浮かぶたし算の感覚を利用すれば、 14-8= を計算できます。 でも、 14-3= は、 たし算の感覚を利用できません。 答えが 11 で、 2けただからです。 た…

仮分数を、整数や、帯分数に変換する計算は、一つの物語になっています。こちらが語って聞かせることもできれば、子どもに語らせることもできます。

= を、 整数に変換する計算の仕方は、 上の 12 を、下の 4 で割り、 12÷4=3 です。 = を、 帯分数に変換する計算の仕方は、 上の 10 を、下の 3 で割り、 10÷3=3・・・1 と計算して、 3 と書きます。 この計算の仕方を、 正しいと受け入…

たし算 7+5= の計算の学び方は、昔話の語り方に似ています。

7+5= の計算は、 + の左の 7 を見て、 その次の 8 から、 + の右の 5 回、 8、9、10、11、12 と数えます。 このような計算の仕方そのものを、 「正しい答えを出す計算の仕方」と認めます。 そして、受け入れて、 たし算を、繰り返し計算す…

3けた×1けたのかけ算の計算の仕方は、2けた×1けたのかけ算を計算できる力を利用すれば、子どもが、ほぼ自力で発見できます。

のような 3けた×1けたのかけ算の 計算の仕方を教えます。 こちらの計算を実況中継で見せる教え方です。 下の 2 から、真上の 3 を この順に示しながら、 「にさんがろく(2×3=6)」と計算してから、 下の 2 の真下を示して、 「ろく(6)」です。 …

「残っている力は何か?」をハッキリとさせてから、一歩先の計算をリードします。こうすると、ポジティブな見方を、子どもは盗みます。

1-=1-= まで書いて、 止まっています。 1 の 1 を、 に変えて、 1= と、できないようです。 このような子を目の前にして、 「残っている力は何か?」を意識します。 とても単純な話ですが、 「残っている力は何か?」を意識するから、 残っている…

7+8= を見たら、答え 15 が浮かぶたし算の感覚は、81 組の1けたのたし算が対象です。たし算を利用するひき算も、81 組です。そして、ひき算を繰り返せば、15-7= を見たら、答え 8 が浮かぶひき算の感覚を持ちます。

1 けたのたし算で、 答えが 9 までは、 36 組です。 1+1=、2+1=、3+1=、 4+1=、5+1=、6+1=、 7+1=、8+1=、 1+2=、2+2=、3+2=、 4+2=、5+2=、6+2=、 7+2=、 1+3=、2+3=、3+3=、…

9+5= のようなたし算の答えを浮かべる感覚を利用して、14-9= のようなひき算を繰り返し計算すると、ひき算の答えを浮かべる感覚を持つことができます。

暗算のたし算の感覚は、 一けたのたし算の答えを、 問題を見るだけで浮かべる力です。 1+1= から、9+9= までです。 そして、 次のような 25 問を、 20秒以下で計算できるようになれば、 暗算のたし算の感覚は安定します。 6+8=、4+6=、…

ひき算は、たし算の逆です。6+8= を見たら、答え 14 が浮かぶたし算の感覚を利用すれば、14-8= を計算できます。でも、14-3= は、たし算の感覚を利用できません。答えが 11 で、二けただからです。

ひき算は、 たし算の逆です。 計算の仕方から、 ひき算がたし算の逆だと分かります。 6+8= のたし算を、 6 の次から、 7、8、9、10、11、12、13、14 と、 8 回数えて計算します。 これに対して、 14-8= のひき算は、 14 の一つ前…

2020年10月10日(土)~10月16日(金)のダイジェスト。

20年10月10日(土) 6+8=、4+6=、9+5= のような たし算 10 問を、 40 秒くらいの速さで計算して見せると、 「わぁ、速い」、 「でも、できそうな速さだ」、 「やってみよう!」と、 子どもを刺激できます。 20年10月11日(日) …

たし算は、数えれば答えを出せます。でも、大きな数のたし算は、筆算で計算できます。7+8= のような一けたのたし算の組み合わせで、筆算のたし算を計算します。だから、一けたのたし算が、計算の基礎です。

8+3= のたし算は、 + の左の 8 の次から、 + の右の 3 回、 9、10、11 と数えれば、 答え 11 を出せます。 この計算の仕方で、 すべてのたし算を計算できます。 たし算の計算は、 どのたし算であっても、 答えを出せます。 答えを出せないた…

筆算のかけ算は、九九に続いて、繰り上がりのたし算を計算します。九九を計算する感覚から、たし算を計算する感覚への切り替えは、慣れが必要です。

の筆算のかけ算は、 8×7=56 と、 8×6=48 と、 48+5=53 を、 この順に計算します。 そして、 のように、答えを書きます。 このように計算できる理屈があります。 でも、 とても長い話です。 しかも、 書く位置(位)で、 数を書く書き方(位…

筆算のかけ算は、九九に続いて、繰り上がりのたし算を計算します。九九からたし算への切り替えが難しくて、戸惑うのが普通です。

や、 のような筆算のかけ算を計算します。 計算の仕方を知っている子です。 でも、繰り上がりの計算に戸惑って、 気持ちが逃げてしまい、 集中が切れて、 ボ~ッとしています。 子どもの逃げた気持ちをそのままにして、 繰り上がりのたし算を重点に、 計算を…