2021-01-01から1年間の記事一覧

5+5=、7+4=、9+3=、・・のようなたし算 100問を、10分で終わらせる感覚を、子どもに持たせるようなリードをします。

5+5=、7+4=、9+3=、6+6=、 4+4=、9+2=、5+7=、1+8=、 2+9=、5+8=、3+9=、4+6=、 7+2=、7+5=、6+5=、5+7=、 8+4=、7+3=、6+6=、4+7=、 ・・・・・ このようなたし算 100…

2021年11月27日(土)~2021年12月03日(金)のダイジェスト。

21年11月27日(土) こちらの計算を見ることで、 子どもは、 自分のリードの仕方を学びます。 例を見てまねする学び方は、 自分のリードの仕方を、 自力で学ぶ学び方です。 計算順を先に決めるような リーダーの習慣もあります。 21年11月28日(…

「計算しなさい」と指示すれば、計算させることができたとしても、こちらに依存させます。こちらの答えの出し方を見せれば、子どもの主体性の率先力を刺激できます。結果として、計算させることができます。

「計算しなさい」と指示しません。 計算させてしまいます。 似ているようですが、 実は、 まったく違います。 こちらから、 「計算しなさい」と指示されて、 計算することは、 こちらへの依存です。 そうではなくて、 子どもの主体性の率先力を刺激すれば、 …

連立方程式で、2つの式のひき算が楽にできるように、左右の位置をそろえるように書かせます。

の連立方程式です。 解く前に、 子どもに聞きます。 「何を、消す?」です。 式を見た子は、 「 x 」と答えてくれます。 「そう」と受けてから、 「どのようにして?」と、 重ねて聞きます。 もう一度、式を見てから、 1番目の式を示して、 「これを、2倍…

3けた×1けたの筆算のかけ算で、5×0=0 に、繰り上がり数を足すことは、子どもには、とても難しい計算です。0 に何かを足すことが、嫌なようです。

の筆算のかけ算を、 と計算できる子です。 それなのに、 を、計算できません。 「どうやるの?」と聞きます。 聞かれたこちらは、 「できそうな気がするが・・」と思いますから、 「何か、書いてごらん」と、 やや突き放したくなります。 「何か、書いてごら…

35+4= を見たら瞬時に、答え 39 が出る高い計算力がある子は、35+4= を筆算に書いた計算の仕方を学ぶこと自体に抵抗することがあります。筆算に書かなくても、答えを出せるからです。

や、 や、 のような筆算のたし算です。 初めての筆算のたし算です。 この子は、 筆算の答えの出し方を知りません。 でも、 とても高いレベルの計算力のある子です。 楽に、 筆算の答えの出し方をつかむはずなのですが、 かなり難しいようです。 ではなくて、…

筆算のかけ算の繰り上がり数を、覚えさせると、終わった計算になります。繰り上がりのたし算が、後追いの計算になります。指に取らせると、まだ終わっていない計算です。先回りして待ち伏せる計算に変わります。

の筆算のかけ算で、 繰り上がり数を指に取らせます。 先回りして待ち伏せる計算をするためです。 答えの出し方を、 こちらの答えの出し方を見せて教えます。 以下は、 実際の見せ方です。 の 4 と 9 を、 下から上の方に、 この順で示しながら、 「しくさ…

算数の計算を教える前に、先に、子どもの良いイメージを、心の中に持ってしまいます。そして、教え終わるまで、この良いイメージを持ち続けます。子どもに喜ばれます。

算数の計算で、 こちらの計算を見せて教えるのは、 ① 答えの出し方と、 ② 答えを出すスピードを速めることの どちらか 1つです。 まず、 答えの出し方を、 使って見せることで教えます。 子どもは、 こちらが見せる答えの出し方を、 見て学び、 まねしてで…

こちらの計算を見ることで、子どもは、自分のリードの仕方を学びます。例を見てまねする学び方は、自分のリードの仕方を、自力で学ぶ学び方です。計算順を先に決めるようなリーダーの習慣もあります。

見てまねする学び方の旅の 景色の楽しみ方を補足します。 見てまねするということは、 子どもをリードする内面のリーダーが、 見たような計算をリードできるということです。 子どもの内面のリーダーが、 こちらと同じような答えの出し方をリードできれば、 …

2021年11月20日(土)~2021年11月26日(金)のダイジェスト。

21年11月20日(土) たし算の計算を手伝う親に、 お勧めの知恵が、 2つあります。 親が答えを言ってでも、 100問を、10分で終わらせることと、 25問のたし算を、20秒以内の スピードの感覚を持つことです。 21年11月21日(日) 「入れ…

見てまねする学び方の旅が進み、分数の混ざった四則混合になります。旅の景色が大きく変わり、計算順を先に決める習慣を育てます。

こちらが見せる答えの出し方を、 見てまねする学び方の旅を続けます。 3+1= の 3 を示して、 「さん」と読み、 1 を示して、 「し」と数える計算を見せて、 3+1= の = の右を示して、 「し」と言って、 子どもに答え 4 を、 3+1=4 と書かせ…

見てまねする学び方の旅が、分数にまで進んだら、こちらの計算の見せ方を、「例」を見て学ぶことに変えます。子どもが自力でできるようになるまで繰り返す教え方を、できる確証のない不安と共に計算させる教え方です。

こちらが見せる答えの出し方を、 見てまねする学び方の旅を続けます。 3+1= の 3 を示して、 「さん」と読み、 1 を示して、 「し」と数える計算を見せて、 3+1= の = の右を示して、 「し」と言って、 子どもに答え 4 を、 3+1=4 と書かせ…

見てまねする学び方の旅が、筆算のたし算に進むと、だいぶ景色が変わります。計算手順や、繰り上がり計算への態度のように、見せることも、教えることもできないことが出てきます。

こちらが見せる答えの出し方を、 見てまねする学び方の旅を続けます。 3+1= の 3 を示して、 「さん」と読み、 1 を示して、 「し」と数える計算を見せます。 3+1= の = の右を示して、 「し」と言って、 子どもに答え 4 を、 3+1=4 と書か…

答えの出し方を見せます。出した答えを子どもに書かせます。すると、「自分で計算したい」気になります。こちらの答えの出し方を、真剣になって見て、まねできるようになります。3+1= のようなたし算の初歩から始めます。

計算の答えの出し方を、 こちらが計算して、 見せます。 こちらの答えの出し方を見た子が、 まねして、 同じことをすれば、 答えを自力で出すことができます。 たし算の初歩から、 分数計算や、 方程式まで、 同じ教え方ができます。 最初は、 たし算の初歩…

投げ捨てるような口調で、「答えを出すこと」だけを手伝います。「入れること」にあるこの子の焦点を、ほんの少し、「出すこと」の方に動かします。

「入れること」に焦点のある子が、 集中を切らせて、 ボ~ッとしています。 13-7=、14-5=、11-8=、16-9=、 このようなひき算 100問の途中です。 集中力が弱いからなのですが、 その原因は、 「入れること」に焦点があることです。 外…

「入れること」か、「出すこと」のどちらかに焦点があります。焦点が違うと、学び方が大きく違います。普通の子の焦点は、「入れること」にあります。甘えが出ます。

計算問題の目的は、 答えを出すことです。 と、 このように、答えを出すことに、 子どもが焦点を絞ることができていれば、 計算することで、 学ぶべきことを学ぶことができます。 「答えを出すこと」、つまり、 「出すこと」に焦点がある子は、 集中が切れて…

たし算の計算を手伝う親に、お勧めの知恵が 2つあります。親が答えを言ってでも、100問を、10分で終わらせることと、25問のたし算を、20秒以内のスピードの感覚を持つことです。

3+5=、6+4=、5+9=、7+5=、8+7=、 4+8=、5+6=、9+7=、8+3=、4+4=、 このようなたし算 100問を、 宿題として、家で計算します。 この子は、 数えて答えを出します。 例えば、 3+5= の 3 を見て、 次の 4 か…

2021年11月13日(土)~2021年11月19日(金)のダイジェスト。

21年11月13日(土) 筆算のひき算の繰り下がりを教えます。 子どもは、 プログラムされて動く機械ではありません。 こちらの説明を取り込んで、 自分なりに組み立て直してから、 繰り下がりを計算します。 取り込みやすい教え方を工夫すると、 効果的…

こちらは、算数の計算の種類ごとに、答えを書いていくスピードの感覚を持っています。子どもの答えを書いているスピードを見て、この感覚と照らし合わせて評価して、必要でしたら、速いスピードをリードします。

算数や数学を計算しています。 こちらが見るのは、 計算している子の 答えを書いていくスピードだけです。 しかも、 短時間だけ、 1~2問の答えを書いていくスピードを見ます。 このような絞り込んだ見方が、 この子を育てるこちらの視点です。 もちろん、…

3+1= の答え 4 の出し方を、子どもが数唱を唱える速いスピードで教えます。1問、3~4秒です。子どもは、速いスピードの計算を楽しみながら、30秒前後の短時間で、答えの出し方をつかみます。

3+1= の答えの出し方を教えます。 答えを出すために、 子どもがすることを列挙します。 3 を見ます。 1 を見ます。 3 の次の 4 を、数唱を利用して出します。 3+1=4 と書きます。 これだけのことを、 この順でできれば、 3+1= の答え 4 を…

文字の指数(右肩の数)の計算と、数の指数の計算は、似ていて違います。区別できるようになるまでの過渡期を、通過できるように、手伝います。

= と計算する子です。 間違えています。 「×(バツ)」が付きます。 文字の指数乗 = と、 数の指数乗 = の規則は、 とても似ていますから、 混同するのが普通です。 例えば、 = の指数(右肩の数)は、 2×3=6 と計算します。 = です。 (y2)3=…

かっこで囲むことで、さまざまな指数(肩の数)を、重ねることができます。指数に注意を振り向けてしまうと、付いている数の計算がおろそかになります。間違いを直せないで聞かれたら、短時間で、計算だけを指摘します。

== と計算して、 間違えています。 「×」が付きます。 この子は、 見返しても、 合っているように感じたために、 「どうして?」と聞きます。 聞かれて、 7~8秒見てから、 問題 = の 数字の 2 を示して、 指数(右上の数)の 2 を示して、 「2×2?…

同分母のたし算なのに、書く必要のない通分した途中式を書いて計算します。そのまま認めるようにして、この子が思い出せない約分を、計算だけリードします。

+=+==1 と、 ここまで計算して、 何かが気になったように、 すべてを消してから、 「どうやるの?」と聞く子です。 筆圧の強い子です。 消しても、 書いた跡が残っています。 何が書かれていたのかが、分かります。 「あぁ、まだか・・」と、 こちらは…

筆算のかけ算のミスの直しで、こちらに教えてもらおうとする甘えの強い子に、「1回で、つかむ!」と、突き放して、この子の主体性を刺激します。それから教えます。

は、 間違えていて、 繰り上がり数 1 を足し忘れています。 は、 やはり間違えていて、 繰り上がり数 1 なのに、 2 を足しています。 ミスの仕方が、 さまざまです。 不安定です。 ミスを直すリードで、 この子に、繰り上がり計算を、 つかませます。 「…

筆算のひき算の繰り下がりを教えます。子どもは、プログラムされて動く機械ではありません。こちらの説明を取り込んで、自分なりに組み立て直してから、繰り下がりを計算します。取り込みやすい教え方を工夫すると、効果的です。

このような筆算のひき算の 繰り下がりの計算の仕方を、 子どもに教えます。 やや長くなりますが、 できるだけ詳しく書きます。 一の位の 2 から 3 を、 上から下に見て、 上から下を引きます。 2-3= は、 引けません。 引けるようにします。 2 の左隣…

2021年11月06日(土)~2021年11月12日(金)のダイジェスト。

21年11月06日(土) 筆算のかけ算の計算ミス をして、 「×」が付きます。 計算し直して 、 「〇」にします。 間違えた答えを消さないで残します。 そして、 問題 だけを見て、 計算し直します。 それから、 計算し直した答えと、 ミスしている答えを見…

正しくできたはずの計算 : 仮分数を帯分数に変えた答えに、「×」が付いています。「どうして?」となる子をリードして、正しい計算を、いきなりぶつけます。子どもが育つ手伝いです。

仮分数 = を、 帯分数に変える計算です。 =9 と、 計算する子が、 少なくはない一定数います。 間違えています。 正しい計算は、 =10 です。 さて、 毒蛇にかまれたら、 応急処置で、毒を取り除いて、 更に必要な処置をするのが普通です。 自分をかん…

筆算の繰り下がり計算で、「算数が苦手」な子は、計算の説明と、計算そのものをハッキリと区別していません。だから、とてもシンプルな計算の仕方を伝授すれば、この子の「算数が苦手」が少し崩れます。

「この子は、算数が苦手で・・」のような 周りの誰かの何気ない言葉を、 真に受けてしまい、 自分で自分のことを、 「算数が苦手」と思い込む子がいます。 周りの誰かのネガティブな言葉を受け流すことや、 一晩寝たら忘れてしまうようなことを、 都合よくし…

5+1= の 5 を見て、その次の数 6 を出すだけの計算のスピードは、数唱を唱えるスピードが速ければ速く、遅ければ遅くなります。そして、数唱を唱えるスピードは、実は習慣です。

5+1= を、 5 を見て、 その次の 6 を出して、 5+1=6 と計算します。 数唱の数の並びを利用する 計算の仕方です。 さて、 この計算の主要部分は、 数を、 「ご、ろく」と順に唱える数唱です。 そして、 この数唱は、 実は、さまざまな習慣が組み合…

たし算の問題集を取り出すような準備から、計算の一連の動作そのものと、それぞれのスピードを見せます。子どもは、一連の動作と、それぞれのスピードを学びます。スピードを学ぶことで、子どもに、たし算の感覚が入りやすくなります。

〇+〇= の感覚を、 子どもが持つまでの期間を短くするコツは、 子どものあらゆる動作を速くすることだけです。 「あらゆる動作」を速くするようにすれば、 例えば、8+5= を見るだけで、 即、答え 13 が出る感覚が、 自然に入ります。 「つかむ」とか…