2021-01-01から1年間の記事一覧

四則混合の計算は、計算する前に、計算順を決めます。その後、計算するとき、自分が決めた計算順ではない計算順で、計算してしまうことがあります。即、正しい計算順の計算を見せて教えます。

8+2×3= 、 3+4×2= 、 7+3×5= 、 2×6-5= のように並んでいます。 計算する前に、 この 4問の計算順を、 指で示させます。 子どもに、 「計算順・・」と指示すれば、 指で計算順を示してくれます。 いずれも、 「かけ算(×)」が先です。…

分数の倍分(約分の逆)を、間違えた計算の仕方で計算することがあります。もっともらしい間違え方です。正しい計算の仕方を、実況中継で見せれば、効果的です。

= を、 = と計算しています。 間違えています。 「×」が付いています。 正しくは、 = です。 さて、 この子は、 = の左下の 4 から、 斜め右上の 2 を掛けて、 右下の 8 になるような計算の仕方です。 つまり、 = の分母の 4 を見て、 この 4 に何…

筆算のかけ算の計算ミスをして、「×」が付きます。計算し直して、「〇」にします。間違えた答えを消さないで残します。そして、問題だけを見て、計算し直します。それから、計算し直した答えと、ミスしている答えを見比べます。このような直し方は、教えることがとても難しいことです。

や、 と間違えて、 「×」が付いています。 計算し直して、 や、 と訂正して、 「〇」になるような手伝いをします。 計算し直すときの作法を、 言葉で説明して、 子どもに理解させます。 そして、 理解したように、 計算し直すことは、 とても難しいことです…

2021年10月30日(土)~2021年11月05日(金)のダイジェスト。

21年10月30日(土) 32÷8=、35÷7=、36÷4=、・・の 答え、4 や、5 や、9 と書いていくスピードを 速くするようにリードします。 計算のスピードではありません。 答えを書いていくスピードです。 21年10月31日(日) 9+4= の…

繰り上がりのある筆算のたし算 10問を、すべて、繰り上がりを足し忘れています。10問すべてに付いた「×」を見た子は、気持ちが落ち込み、内面に強い負荷が掛かります。これは、内面を強く育てるチャンスです。

算数や数学の計算を修得するには、 一定レベル以上の内面の強さが必要です。 子どもの内面を強くするには、 体を鍛えることに似ている面があって、 負荷を掛ける必要があります。 負荷に抗するように、 頑張ることで肉体が鍛えられるのですから、 これに似た…

11-3= の答え 8 を、3+8=11 のたし算を利用して探します。3 に何かを足して、11 にする何かを探すのですから、子どもは試行錯誤をします。この試行錯誤は、子どもに強いプレッシャーを感じさせます。そこで、試行錯誤に取り組む勢いを持つ手伝いをします。

11-〇= の形のひき算は、 11-2= 、11-3= 、11-4= 、 11-5= 、11-6= 、11-7= 、 11-8= 、11-9= の 8種類です。 11-1=10 は、 答えが 2けたです。 11-10=1 と、 11-11=0 は、 2けたの 1…

筆算のたし算で、繰り上がりがあるのにないような計算をするミスや、繰り上がりがないのにあるような計算をするミスは、正しい計算をつかむチャンスです。ただそれだけのことです。そして、正しい計算をつかむチャンスを、確実にものにさせます。

や、 のような筆算のたし算です。 ミスして、 そのミスを正すことで、 筆算のたし算の繰り上がりのあるなしの 正しい計算の仕方をつかみます。 繰り上がり計算に、 まだ十分に慣れていないとき、 繰り上がりがあるのに、 繰り上がりがないように計算して、 …

子どもは、「歩くこと」よりも、「走ること」が好きですから、計算手順をどうにかつかみ、モタモタとした計算をしていても、「走り出す」ような速い計算をしたくて、うずうずしています。だから、こちらの速いスピードの計算を見せて、疑似体験させます。

や、 のような筆算のかけ算を、 理解した計算の手順をガイドに、 後追いで計算している子です。 の 2 から 7 を、 下から上に見て、 2×7=14 と計算して、 4 を、 と書いて、 1 を繰り上がり数と覚えて、 2 から 3 を、 下から左斜め上に見て、 2…

子どもの主体性の率先力を利用すると決めて、新しい計算の筆算のかけ算を教えます。こちらの計算の実況中継を見せれば、「自力で計算できるようになりたい・・」と、子どもは決めていますから、見て学びます。

のような筆算のかけ算の 計算の仕方を教えます。 筆算のかけ算が、 初めての子です。 さて、 この子は、 次のような計算を、 すでに修得しています。 2の段の九九を、 6秒の速さで言うことができます。 7+5= を見ただけで、 答え 12 が、 瞬時に出る…

9+4= のようなたし算 100問を、10分以内で計算できるようになれば、手伝われてであっても、問題 9+4= と、その答え 13 が、1つの組として、子どもの頭に残り始めます。ここを出発点にして、たし算の答えを瞬時に出す感覚が育ち始めます。

9+4=、6+5=、7+6=、8+7=、 5+8=、8+3=、6+9=、7+4=、 ・・・・・ 〇+〇= のたし算 100問を計算しています。 指で数える計算の子です。 9+4= の 9 の次の 10 から、 +4 の 4回、 10、11、12、13 と指…

2021年10月23日(土)~2021年10月29日(金)のダイジェスト。

21年10月23日(土) 筆算のひき算の繰り下がりの計算に慣れた子は、 半ば無意識のように、 計算するとはなく計算します。 だから、 初めから、 こうなることを狙って教えます。 21年10月24日(日) ひき算 12-7= を、 何らかの方法で繰り返…

32÷8=、35÷7=、36÷4=、・・の答え、4 や、5 や、9 と書いていくスピードを速くするようにリードします。計算のスピードではありません。答えを書いていくスピードです。

32÷8=、35÷7=、36÷4=、・・・・・。 割り切れるわり算(九九の逆)を、 100問計算しています。 この子の計算は、 九九を利用します。 32÷8= でしたら、 8の段の九九を、 8×1=8 のように、 下から唱えて、 九九の答え 32 を探しま…

答えを書いていくスピードを、少し速くするリードで、慣れているスピードとは違うスピードを、子どもに体験させます。このリードで、答えを書いていくスピードを気にする子になれば、集中が深くなります。

6+5=、7+9=、8+7=、・・・・・。 たし算の計算 100問の途中で、 集中が切れて、ボ~ッとしています。 答えを書いていくスピードが遅い・・と理解して、 答えを書いていくスピードを、 もう少し速くする・・リードをします。 この子は、 指で…

集中が切れて、ボ~ッとしている・・ではなく、答えを書いていくスピードが少し遅いと評価します。そして、答えを書いていくスピードが、少し速くなるような手伝いと、ハッキリと意識してリードします。

計算問題の答えを書いていくスピードを見ます。 計算のスピードと、 間違えられやすいのですが、 少し違います。 答えを書いていくスピードですから、 計算のスピードも含まれます。 でも、 次の問題に移るスピードは、 答えを書いていくスピードに含まれま…

3元1次連立方程式を解く子に、「どうする?」と、繰り返し聞いて、解き方を先に決めさせてから、その後で計算させます。自分の計算をリードするリーダーを、子どもは感じるようです。

の解き方をリードします。 こちらがリードする解き方が、 子どもに根付くようにします。 自分をリードする疑問文、 「どうする?」を、 この 1問が終わるまで、 繰り返し聞きます。 子どもに根付くことを、 期待するからです。 以下のように、 解き方をリー…

ルートが分母にあれば、分母を有理化する約束です。でも、分母の有理化を、たし算やかけ算や、2乗のような計算の仲間とみることは、難しいようです。

== と計算して、 この子から、 続きの計算を、 「どうやるの?」と聞かれます。 聞かれたこちらは、 この子の計算の続きを、 = の分母を有理化するように、 = と 教えたくなります。 でも、 「ちょっと待てよ・・」と、 立ち止まります。 そして、 「分…

たし算の答えを出す力を利用して、ひき算 12-7= の答えの出し方を、実況中継を見せて教えます。たし算の利用の仕方の違いで、ひき算の答えの出し方が、3 通りあります。どれか、相性のいい答えの出し方を、子どもに使わせます。

計算は、体験型の学習です。 自力で答えを出すことで、 「なるほど・・」と学ぶ体験型です。 だから、 12-7= の答えの出し方を、 こちらの計算の実況中継を見せて教えます。 計算の実況中継を見て学ぶことで、 「そうか、こういうことか・・」と、 答え…

ひき算 12-7= を、何らかの方法で繰り返し答えを出せば、見ただけで、答え 5 が出るようになります。何らかの方法に、3 通りがあって、子どもの相性で選びます。

12-7= のひき算のゴールは、 この問題を見ただけで、 答え 5 を出せるようになることです。 問題を見るだけですから、 何らかの計算をしていません。 それなのに、 問題 12-7= を見た瞬間、 答え 5 が出ます。 このような不思議なことが起こりま…

筆算のひき算の繰り下がりの計算に慣れた子は、半ば無意識のように、計算するとはなく計算します。だから、初めから、こうなることを狙って教えます。

の 2 と 8 を見て、 半ば無意識のように、 12-8= の答え 4 が、 自動的に出て、 十の位の計算で、 1 減ると先回りして、 決めるとはなく決めて、 と書いて、 5 を見て、 先回りして待ち伏せていたように、 1 減った 4 から、 3 を見て、 4-3…

2021年10月16日(土)~2021年10月22日(金)のダイジェスト。

21年10月16日(土) の筆算のかけ算の長い計算手順の わずか 1 カ所だけ を 間違えている子です。 そこだけを教えることは、 できそうでできないことです。 間違えた問題 を、 こちらがリードして、 初めから計算し直して、 と正すことで教えます。 …

筆算のたし算の繰り上がり計算を、次のたし算の答えに 1 を足すと、先回りして決めるようになるのは、こうできる体験知を持った後です。言葉で教えても、先回りして待ち構える繰り上がり計算を、できません。

の 6 と 8 を見て、 答え 14 を瞬時に出して、 と書いて、 次の計算で、1 増えると承知して、 7 と 1 を見て、 答え 8 を瞬時に出して、 先回りして待ち伏せていた通りに、 1 増やして、 9 にして、 と書きます。 3~4 秒で計算して、 答えを書…

3 つの分数の乗除で、分数のかけ算はできて、わり算を思い出せない子です。今できる分数のかけ算の力を利用してリードします。

÷×= を計算する前に、 「順番?」と、 子どもに聞きます。 この子は、 式を見てすぐに、 「÷」と、「×」を、 順に指さします。 正しい計算順です。 四則混合の計算順を決めるルールは、 かけ算とわり算だけのとき、 左から順にですから、 ルール通りです。 …

四則混合の計算で、計算する前に、計算順を決めて、それぞれの計算の流れをイメージするようにすれば、必ず、式を詳しく見るようになります。

÷×= を、 四則混合の作法で、 計算する前に式を見てから計算させます。 計算する前に、計算順を決めて、 それぞれの計算の流れをイメージして、 それから計算する・・ような作法です。 こちらがリードして、 四則混合の作法で、 計算する前に式を見て計算さ…

3 つの分数のかけ算とわり算だけの計算は、1 度で計算することと、かけ算の前に、先に約分することを指定します。こうすると子どもは、自然と式を詳しく見て、計算の流れを頭の中で追うようになります。

+×÷= のような四則混合の前に、 準備運動のような計算練習の ÷×= を、 四則混合の問題として計算させます。 計算順を決めるために、 式を見ることから始めます。 ÷×= の式を見ると、 わり算とかけ算の 2 つの計算です。 このような式の見方が、 普通で…

2 つの分母 5 と 10 の共通分母を、大きい方の分母 10 を、小さい方の分母 5 で割るわり算から探し始めます。10 を 2 倍した 20 からではありません。

+= の共通分母 24 の探し方は、 ① 8÷6= 、割り切れない、 ② 8×2=16 、16÷2= 、割り切れない、 ③ 8×3=24 、24÷6= 、割り切れる・・です。 2 つの分母、6 と 8 の 大きい方の 8 を、 小さい方の 6 で割ることから始めます。 そ…

異分母の分数のたし算は、通分してから・・です。そのために、共通分母を求めるシンプルな方法を子どもに教えます。繰り返し使うことで、共通分母を出す感覚を持つことができるゲームです。

+= の共通分母を求めるゲームです。 かけ算と、 わり算を組み合わせています。 8 を、 6 で割ります。 8÷6=1・・・2 です。 割り切れません。 8 を、 2 倍した 16 を、 6 で割ります。 16÷6=2・・・4 です。 割り切れません。 8 を、 3 倍し…

「3 けた×1 けた」の筆算のかけ算の長い計算手順のわずか 1 カ所だけを間違えている子です。そこだけを教えることは、できそうでできないことです。間違えた問題を、こちらがリードして、初めから計算し直すことで、教えます。

を、 と計算します。 間違えています。 が、正しい計算です。 また、 を、 と計算します。 これも、 間違えています。 が、正しい計算です。 計算の仕方が、 一部分だけ混乱しています。 の 1 番目の計算、 4×3=12 の繰り上がり数 1 を、 この後の計…

2021年10月09日(土)~2021年10月15日(金)のダイジェスト。

21年10月09日(土) 「やるぞ・・」と決めて、 やり始めた計算の途中で、 集中が切れて、 計算から離れています。 「自分との約束」: 「やるぞ・・」と決めていることに 責任を持っていません。 突然、 止まっている計算をリードして、 2~3 問動か…

「2 けた×1 けた」の高いレベルの計算力を持った子に、「3 けた×1 けた」の計算の仕方を教えます。この子の「2 けた×1 けた」の計算力を利用する教え方です。

のような「3 けた×1 けた」を教えます。 初めての 「3 けた×1 けた」の計算です。 この子は、 のような「 2けた×1 けた」を、 速いスピードの計算で、 楽にスラスラと答えを出すことができます。 九九は、 1 つの段を、6 秒以下で唱えますから、 九…

筆算のたし算の中で、8+7= や、9+5= が、横に並んでいても、縦に並んでいても、同じような速いスピードで計算できるようになれば、筆算のたし算が安定します。

の筆算のたし算に、 こちらの計算の実況中継を見せます。 筆算のたし算を初めて習う子にも、 集中が切れて計算から離れている子を、 計算に戻すリードでも、 こちらの計算の実況中継を見せます。 実況中継の具体例です。 の 18 の 1 と、 17 の 1 をペ…