2020-07-01から1ヶ月間の記事一覧

頭の向きを「さっぱり分からない」に自分でしたら、自分で「なるほど、分かった」に変えるようにリードします。無言がコツです。

難しい因数分解を解いている中学生が、 「さっぱり分からん!」と聞きます。 問題は、 の因数分解です。 問題が、 であれば、 (x+1)(x+3) と因数分解できる子です。 と、 が、 同じ形に見えないようです。 「さっぱり分からん!」と言われたら、 …

こちらの位置や、セリフや口調、心構えが効果的な教え方の概略です。

算数や数学の計算を、 できる子に育てる効果的な教え方の概略です。 こちらの位置は、 子どもの真後ろか、 真横です。 真正面から、 子どもと向き合いません。 子どもはこちらを見てしまい、 計算の仕方に集中できなくなります。 こちらのセリフは、 こちら…

「分かる」か、「分からない」かだけではありません。「まねできる」か、「まねできない」かの頭の使い方もあります。

8+3= の +の左を見て、「はち」と読んで、 +の右が3だから、 3回、「く、じゅう、じゅういち」と数えます。 このじゅういち(11)が、 たし算 8+3= の答えです。 = の右に、書きます。 8+3=11 です。 たし算の計算の仕方を、 このよう…

大人の頭を抑えて、子どもの頭に合わせて教えます。つなげようとしない教え方です。

4+3= を数えて計算します。 ① 4を見て、「し」と黙読します。 ② 3を見て、「ご、ろく、しち」と、3回数えます。 ③ = の右に、4+3=7 と書きます。 この3つのステップを、 この順に行って計算します。 このような計算を、 大人の頭で習おうとす…

数えて答えを出すたし算の手順を、つながりを切るような言い方で教えられると、子どもは学びやすくなります。

文字で伝えることが難しい内容です。 でも、 子どもの学び方を知る重要な手掛かりです。 伝わることを願って、 説明します。 5+1= の計算の仕方を、 動画見本の実況中継で教えるときの 実況中継の仕方です。 5を示して、 「ご」と声に出して読みます。 …

答えを出すだけの教え方をされると、反抗しているようなひねくれた態度の学び方を続けることができません。まねして計算するしかないのです。

目の前の小4の子は、 6+5= のようなたし算の答え11が浮かびません。 指で数えなければ、答えを出せません。 九九も言えません。 でも、 教えようとすると、 ひねくれた態度を取ります。 反抗しているように感じます。 「できないから、教えようとして…

ひねくれた態度で学ぶ子であっても、いつくしむことができます。計算に夢中に、リードできます。

小4の秋、 6+5= のようなたし算を、 指で数えて計算します。 九九も言えません。 ここまでできない子は、 算数が嫌いです。 算数の計算ができないだけなのですが、 少しひねくれた学び方をしますから、嫌われます。 よく思われません。 「素直に学べば…

2020年07月18日(土)~07月24日(金)のダイジェスト。

20年07月18日(土) 「計算の仕方」ではなくて、 「計算して答えを出すこと」そのものを教えます。 例えば、 5+1= の 5を見て、「ご」と黙読して、 1を見て、「ろく」と数えて、 答え6を出します。 この一連の流れが、 「計算して答えを出すこ…

「これで合っている?」と聞かれて、「まだできる」、「ここと、ここ」、「5で」と、言い方を次々に変えて、先に進めます。短時間で考えさせます。

×0.7=× まで計算して、 「これで合っている?」と、子どもが聞きます。 正しくできています。 0.7= と、 小数を分数に変えています。 正しい計算です。 そして、 × を、途中で約分しています。 右上の分子の7と、 左下の分母の28を、 7で約分し…

マイナスのわり算の計算と、不等号の向きを変えることは正しくできています。でも、プラスで割る問題です。

-3x>12 -2x>8 -2x>-8 2x>-8 この順で、不等式を解きます。 マイナスで割ると、 不等号の向きが変わるこを知っています。 -3x>12 を、 -3で割り、不等号の向きを変えて、 x<-4 と解きます。 正しくできています。 続いて、…

たし算の計算に慣れて、飽きが出始めたら、速いスピードの計算に挑戦させます。

4+3= 1+3= 3+3= 2+3= 6+3= 8+3= 7+3= 11+3= このようなたし算に慣れて、 集中が切れます。 4+3= の 4を見て、「し」と黙読して、 3を見て、「ご、ろく、しち」と3回数える計算です。 慣れたために、 同じ計算の繰り…

正しくできている部分を、「合っている」と認めることが、誤解している部分を正すエネルギーです。

不等式 5x-9<-10x を、解きます。 5x+10x<9 と移項して、 15x<9 と計算して、 x< と解きます。 15x<9 までは、 正しくできています。 x< は、 正しくは、x< です。 ウッカリミスではなさそうです。 計算の仕方を、 間違っ…

4+1= の計算そのものを、リアルで教えるのでしたら、こちらが計算してみせて、まねさせます。計算の動きを言葉で説明して、子どもが動けるようにすれば、バーチャル世界に応用できます。

4+1= 5+1= 3+1= 2+1= 6+1= 7+1= 10+1= 8+1= 9+1= 11+1= のような計算の仕方の教え方です。 リアルでの教え方と、 そのバーチャルへの応用です。 リアルでの教え方でしたら、 こちらが計算して見せます。 動画見本…

計算の仕方を言葉で説明する教え方があります。計算そのものを見せて、まねして計算できるようにする教え方もあります。どちらがこれからの時代に有利でしょうか?

5+1= を、 幼児に教えるとしたら、 どのように教えるのかを準備します。 幼児が、できることを利用します。 理解しやすい教え方です。 でも、できることは限られています。 1、2、3、4、5、6、・・・と、 数字を読むことができて、 順に数えること…

「計算の仕方」ではなくて、「計算して答えを出すこと」そのものを教えます

計算して答えを出します。 例えば、 5+1= の 5を見て、「ご」と黙読して、 1を見て、「ろく」と数えて、 答え6を出します。 この一連の流れが、 「計算して答えを出すこと」です。 5を見て、読んで、 1を見て、5の続きを1回数えます。 これが、「…

2020年07月11日(土)~07月17日(金)のダイジェスト。

20年07月11日(土) できると感じた自分の感覚を信じて計算します。 感覚が間違っていても、 間違えたことが糧となって、 感覚が育ちます。 20年07月12日(日) 6+5= の答え11が、 6+5= を見ただけで浮かぶようになっても、 子どもは…

「その顔つきじゃ、解けない!」と、鋭く子どもに言います。顔つき、つまり内面を引き締めた子は、連続した繰り下がりの難しい計算手順をつかみます。

のようなひき算です。 初めてであっても、 子どもが知っている計算だけで、 計算できます。 ① 一の位の0と6を上から下に見て、引きます。 子どもが知っていることです。 ② 0-6 は、計算できません。 子どもが知っていることです。 ③ 1を借りて、10に…

甘えの残っている幼児のたし算の手伝い方です。

幼児が、 5+3= を計算します。 5を見て、 「ご」と黙読して、 3を見て、 「ろく、しち、はち」と3回数えて、 5+3=8 と書きます。 鉛筆の先で、 自分の親指、人差し指、中指をつつきながら、 「ろく、しち、はち」と数えます。 この幼児の計算の…

こちらがたし算を計算する見本を見て、計算の仕方を理解できても、まねできない子がいます。そっと子どもの手を包み持ち、鉛筆を動かすリードで教えます。

目の前の幼児に、 たし算を、 こちらが計算して見せます。 幼児のできる力だけを使い、 たし算を計算します。 5+1= の 5を示して、「ご」と声に出して読み、 1を示して、「ろく」と1回数えて、 =の右を示して、「ここ、ろく(6)」です。 自分がで…

アレコレと問題行動を次々に起こして、こちらが怒り出す限界を探る幼児に、「試されている」と仮定すれば、何をしていても怒らないで、幼児をガッカリさせるゲームになります。

5+3= を数えて計算する幼児です。 計算の仕方に慣れています。 5を見て、「ご」と黙読して、 3を見て、「ろく、しち、はち」と、3回数えて、 5+3=8 と書きます。 幼児には書きにくい数字、8も、 横に寝かさないで、 まっすぐに立たせて書くこと…

四則混合の計算の計算順で混乱したとき、+・-・×・÷ に絞って見る見方をリードするチャンスです。

+×÷ の+を先に計算しています。 +=+= です。 分数のたし算の計算は、 通分も、たし算も正しくできています。 ですが、 計算の順番が違います。 ×÷ を先に計算するのが、 正しい順番です。 別の問題、 3÷4+4÷7 は、 正しい計算順で、計算していま…

6+5= の答え11が、6+5= を見ただけで浮かぶようになっても、子どもは浮かんだ答えを信じることができません。確信を促すリードをします。

6+5= を、 指を折って、数えて計算します。 6を、「ろく」と黙読して、 指を折りながら、 心の中で、声に出さないで、 「しち、はち、く、じゅう、じゅういち」と数えて、 答え11を出します。 子どもの計算ミスが大幅に減って、 楽しそうに指を折って…

できると感じた自分の感覚を信じて計算します。間違っていても、それが糧となって感覚が育ちます。

の計算の仕方を教える前に、 子どもが計算してしまいます。 こちらが計算して見せる教え方をしようとしたら、 計算しています。 子どもは、 できると感じたようです。 唐突ですが、 これからの時代に必要とされる感覚です。 「何となく、こうすればよさそう…

2020年07月04日(土)~07月10日(金)のダイジェスト。

20年07月04日(土) 50×43= や、60×23= の計算の仕方を、 動画見本の実況中継を見せて教えます。 「どうやっているのだろう?」の疑問を持って、 計算の仕方を自力でつかむゲームであると、 子どもは承知しています。 「なるほど!」、「こ…

高校数学の分数式で、まだ残っている「どうして?」の癖を、「どうやるの?」の新しい習慣に、入れ替えます。

「どうして?」が癖になっている子です。 数学の計算を習うとき、 「どうして?」は不利な疑問文です。 「どうやるの?」が、 問題を解くときに有利です。 だから、 解き方を教えながら、 まだ残っている「どうして?」の癖を、 「どうやるの?」の新しい習…

連立方程式の未知数が4つでも、係数を見比べることで、解く前に解き方を決める子に育てることが可能です。

連立方程式を解く前に、 未知数に付いている数(係数)を、すべて同時に見て、 どのように解くのかを決める子です。 この子の頭の中の考えを、 推測して追いかけます。 未知数が4つ(x、y、z、w)で、 式が4つでしたら、 4つの係数があります。 の係…

わり算の商を浮かべる感覚があります。2けたのわり算は、感覚をつかむまでが試練です。

8÷2= を見ると、 答え4が浮かぶ感覚があります。 とても不思議な感覚です。 8÷2= を見て、 何もしていないのに、 瞬時に、答え4が浮かびます。 この感覚を持つために、 九九を利用する計算を繰り返しています。 8÷2= ですから、 2の段を、 「に…

子どもにとっての学びは、人生の重要な部分です。

4+3= を、 数えて計算する子です。 「いち、に、さん、し、ご、ろく、しち、・・・」と、 速いスピードで数えることができます。 それなのに、 モタモタとしたスピードでユックリと数えて、 たし算を計算しています。 力を出し惜しみするような計算の仕…

親:「集中して!」、子:「分かっている!」の感情的なやり取りの流れを変えることは、すぐにできます。

ボ~ッとして、 計算から離れています。 見た親は、子に、 「集中して!」と、 声を掛けます。 言われた子は、 内心で、 「分かっている!」と感じます。 親:「集中して!」、 子:「分かっている!」のやり取りは、 親から子に、 代々続いています。 この…

「1行で」の計算指定を、想定外の理解の仕方で計算する子です。なるほど、言い方が曖昧です。

は、 と計算します。 1行です。 は、 と計算します。 2行です。 は、 掛ける数(50)の一の位が、0です。 特殊な形をしています。 と、1行で計算できます。 を、 「1行で」と指定して計算させます。 1行で計算する方法を知っている子です。 計算の仕…